
試合後のコメント/関東学生男子1部リーグ戦第二記録会
2週にわたって行われた関東学生男子1部リーグ戦。第一記録会終了時点では6位と全日本学生王座決定戦(以下、王座)の出場圏外だったが、見事5位に滑り込み逆転で王座出場を決めた。今回は第二記録会に出場した選手のインタビューをお届けする。
大本創太(営4=東京都市大付)
――ご自身の結果はいかがでしたか。
「前回は失敗して低い点数を取ってしまったので、今回はそのリベンジで切り替えて点数を取りにいったのですが、途中で崩れてしまって悔しい結果になってしまいました」
――悔しい結果となってしまった要因はありますか。
「昨年度もリーグ戦に出たのですが、その時と違うのはチームを引っ張る立場かどうかという点で、やはりプレッシャーに負けてしまった部分があると思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「今回リーグ戦ではうまく結果が出せずにチームに貢献することがなかなかできなかったのですが、昨年度も王座に出ているということもあってその枠は誰にも譲る気はないので、アーチェリー部の集大成として王座に出て最後を飾ろうかなと思っています」
薩摩定士(商4=東京都市大付)
――試合を振り返ってみていかがですか。
「結果としては、個人として目標としていた610点に遠く及ばずといった結果でしたので、やはり個人として課題はありました。ですが王座で1勝の目標に向けてそこへの切符を手にしたというのは喜ぶべきことだと思いますので、喜びの気持ちでいっぱいです」
――チームとしても個人としても、先週と比べて良かったところはありますか。
「チームとしてはみんなの成績が良いことももちろんあるんですけど、それに応じてみんないい波に乗ったというか、他の人の良さを加えて声を出しながらその波に乗って打てたというのはチームとして良かったところかなと思っています。個人として良かったところとしては、やはり後半風が吹いた中で点数が落ちてしまったところはあると思うんですけども、その中でも諦めずに1点でも高く取り続けるという心が絶えなかったところが個人的には良かったところかなと考えております」
――王座に向けて意気込みをお願いします。
「われわれ4年という立場でここまで引っ張ってくることができたと思いますが、やはりこのあと今回出た選手8人、それ以外も含めて王座の4人を争っていくことになります。部の競争を勝ち抜かないといけないので、まずはそこを頑張っていきたいなと思います」
関大輝(法3=東大和南)
――今日は風も吹いていたと思いますが、その点はいかがでしたか。
「自分はあまり風を気にせず、真っすぐ10点に向かって狙おうという強い気持ちで打っていました。そしたら全然風に左右されず点になったので、強い気持ちで打てたかなと思います」
――今日はチームとして前を追う展開でしたが、どういった意識で臨まれましたか。
「自分は点数を気にせず、自分のできる1射1射を大事にしていこうという気持ちでした。またチームの雰囲気も良かったので、それに合わせて盛り上がって楽しくできました」
――今日の試合で良かったところを教えてください。
「応援も含めて楽しく明るく明治らしさが出た試合になったのかなと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「今日の経験を生かして、どうしてもやっぱり悔いの残る部分もあるので、王座ではその悔いを晴らせるよう練習励んでいきたいと思います」
泉水俊亮(法3=桐光学園)
――試合を振り返ってみていかがでしたか。
「先週は緊張してしまったこともあり点数が低かったのですが、今回は緊張もそれほどなくていい感じのスタートを切れたところが良かったと思います」
――今後の目標は何ですか。
「王座進出が決まったので、そのメンバーに選ばれることがまず目標です。そしてきちんと結果を残していきたいと思います」
舘柾臣(法3=N)
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「応援がすごかったので、自分たちのペースでプレーできたところが良かったです」
――どのようなことを意識していましたか。
「いつも通りの力を出せれば勝てるだろうなと思っていたので、特別なことはせずに、ペースを崩さないようにプレーしていました」
――今後の意気込みをお願いします。
「王座で優勝して、日本一取ってきます」
矢野月海(法3=新島学園)
――試合を振り返ってみていかがですか。
「先週とほぼ点数は変わらなかったんですけど、同じように応援がすごかったので、ホームと同じように打てたかなと思いますね」
――今日の中で印象に残っている射はありますか。
「後半の2エンド目くらいで結構抜けが良くて2連続でX、ど真ん中に当てられたので、そこが結構印象に残っています」
――今日の試合を通して得た収穫はありますか。
「後半から結構風が吹いてきたんですけど、結構風読みがうまくできたのかなと思っているので、そこが収穫かもしれないです」
瀧本健太(法2=文京)
――どのような目標で試合に臨みましたか。
「王座獲得への貢献をしたいという思いで臨みました」
――課題はありますか。
「風を捉えるということと、試合慣れをするという二つが課題です」
――今後の意気込みをお願いします。
「王座を獲得できたメンバーの一員になれてとてもうれしいので、自分も上級生に負けずに王座のメンバーに食い込んでいきたいと思います」
山本可偉(法2=國學院)
――試合振り返ってみていかがですか。
「今までの自己ベストを更新して600点という大台に乗っけられたので自分としては最上の出来だったと思っています」
――応援の言葉の中で印象に残っている言葉はありますか。
「堀内主将(雄太・文4=明大中野)の『ここにいるのは男子全員のうちの上位8人なんだから、お前らが駄目だったらみんな駄目なんだ』という言葉で、自分もトップとして頑張っていこうという気持ちになりました」
――今日の中で良かった射はありますか。
「前半4、5エンド目に10点に3本入れて30金を2連続で達成できました。そこは自分の最高のコンディションでいけたなという感じでした」
――ありがとうございました。
[清水優芽、萩原彩水]
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