関東大学女子選手権開幕! 快勝で好発進/関東大学女子選手権
新チームで迎える関東大学女子選手権。大会初戦の明大と既に1試合を終えている十文字学園女大に、遅れをとることなく第1Qで36点を奪う。1試合を通して、その勢いは止まらず。全員出場と総合力で勝ち切り、100点ゲームで初白星を挙げた。
◆4・22~5・7 関東大学女子選手権(立正大熊谷キャンパス他)
▼4・23 対十文字学園女大戦(立正大熊谷キャンパス)
◯明大111{36―15、26―17、29―16、20―14}62十文字学園女大
スターターはPG沖咲月主将(文4=埼玉栄)、PG新林未悠(理工3=湯沢翔北)、SF神山南帆(文2=白鴎大足利)、PF山本涼菜(文3=浜松開誠館)、CF後藤葉の佳(理工2=鵠沼)。
ついに始動した新チーム初戦の相手は3部Cに所属する十文字学園女大。明大より下位リーグに属しているものの、今年度の初戦として油断はできない。試合開始直後、新林の3Pシュートを皮切りに、怒涛(どとう)の連続得点。5分もたたずに10点差をつけるとPG萩原加奈(文1=浜松開誠館)やPF尾崎理咲(理工1=東京成徳)といった期待のルーキーがコートに立つ。新チームとは思えないかみ合ったプレーを展開し続け、36―17と第1Qで大幅に相手を離した。
第2Q以後も、積極的に選手を交代しながら試合を進めていく。どのメンバーに変わっても攻める姿勢を崩さず、点を取り続けた。一人一人のプレースキルの高さが安定性を生み出し、結果に顕著に現れた今試合。最終スコア111―62と大差で初戦を終えた。
「個人のプレースキルが高いと思うので、そこが強み」(萩原)。おのおのの個性が光るのがこのチームの特徴の1つだ。チームで攻めるプレーを磨いていく必要はあるが「個性は消さないで、生かせたら結構いいチーム、面白いバスケができる」(沖)とチームを引っ張る主将は語る。新チームの戦いは始まったばかり。理想のチームに近づくための大きな一歩を踏み出した。
[小原愛]
試合後のコメント
沖
――今年度の目標を教えてください。
「まずリーグ戦で、2部Bで優勝して、入替戦にしっかり臨みたいのと、その入替戦に出た時に去年勝ち切ることができなかったので、そこで勝って2部Aに昇格することが最終的な目標かなと思います」
――主将として難しいと思うことはありますか。
「結構みんながやってくれてる部分があって、一人一人が主体となってやってくれている部分があるので、その点はすごく助かっています。結構下の子達を生かすために自分の個性を失っちゃったりとかがあるので、下級生の意見やプレーを生かしながらも、自分を抑えちゃいけないというのは常にコーチとかにも言われてます」
萩原
――実際にプレーしていて感じた明大の特徴はありますか。
「それぞれが考えを持って発言したり、プレーしているのでお互いの意見を共有することができていて、やりたいことが明確になっていることがいいなと思います」
――次戦への意気込みを教えてください。
「次の相手は1部のチームになるので、自分たちのプレーをしっかり準備したいです」
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