
春季リーグ戦初勝利! 強豪・東海大を撃破/春季関東大学男子1部リーグ戦
春季リーグ3戦目は昨年度勝利のない東海大と対戦。序盤から5連続ポイントで相手を突き放し第1セットを取るも続く第2セットを落とし、勝負は振り出しに戻る。それでも第3、4セットともに試合の主導権を握り、3―1で東海大との熱闘を制した。
◆4・8~5・21 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼4・16 対東海大戦(キッコーマンアリーナ)
〇明大3{25―21、19―25、25―17、25―21}1東海大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB山田美雄(政経2=東福岡)、OP坂本雄大(政経3=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、Li武田大周(政経4=松本国際)
開幕から2連敗を喫し、勝利から遠ざかっている明大。「今日は絶対に勝ちに行こうと思った」(坂本)。第1セットは序盤からラリーの続く展開となったが武田のスーパーレシーブなどで得点を重ねていく。その後も岡本のサーブで相手を崩し4連続ポイントを獲得。終盤に相手のサービスエースで点差を縮められるが逃げ切った。しかし第2セットは相手の高い壁に阻まれスパイクを決め切れない。さらに自分たちのミスで得点を献上する場面も見られ、自分たちの思うようなバレーができなかった。
悪い流れを断ち切りたい明大。セットカウント1-1で迎えた第3セットは中盤に山田や岡本の強烈なストレートが決まり相手を突き放した。王手をかけた第4セット。勢いに乗った明大は序盤から近藤のサーブで崩し優位に試合を進める。一時は後がない東海大の粘り強いプレーに苦戦を強いられるも緊迫した試合展開から抜け出したのは明大だった。終盤にブレークを取り一気にマッチポイントへ。最後は金田がストレートを決め、昨年度春季リーグ戦の王者・東海大から金星をあげた。
新チーム初勝利となった。「練習から気の抜けないチーム作りをやっていたのが試合に出て良かった」(近藤)。課題のサーブも決まり多くの収穫を得られたが、次戦以降も強豪校との戦いが待ち受ける。「自分たちのやることをやれば必ず結果がついてくる」(武田)。さらなる高みを目指す明大バレーボール部の挑戦はまだまだ続く。
[七海千紗]
試合後のコメント
武田
――本日の試合を振り返っていかがですか。
「開幕戦から1セット目を取った後に3セット連続で落とす展開が続いていましたが、そうならないようにしようとチーム内で話していたことがコートの中で表現できていたと思います」
坂本
――強烈なスパイクを多く決めていましたが、ご自身としてはいかがでしたか。
「バックは良かったと思いますがフロントのときにブロックに当ててしまったので、来週の試合までに調整していきたいです」
近藤
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
「相手のブロックを研究し、スパイカーが打ちやすいトスを上げることを一番意識しているので今日の試合はスパイカーが活きるトスを上げられて良かったと思います」
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