
春季リーグ2回戦 サーブで攻め切れず日体大に敗戦/春季関東大学男子1部リーグ戦
春季リーグ2戦目は日体大と対戦。積極的な声掛けから良い雰囲気を作り出し、順調に第1セットを先取する。しかし肝心なサーブで攻め切れず、続く3セットを落としてしまう。春季リーグ戦初の白星獲得はならなかった。
◆4・8~5・28 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼4・15 対日体大戦(キッコーマンアリーナ)
明大1{25―19、22―25、21―25、20―25}3日体大○
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
OP坂本雄大(政経3=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB山田美雄(政経2=東福岡)、Li武田大周主将(政経4=松本国際)
春季リーグ1勝目が欲しい明大。この日は2年生から3人がスタメンに選ばれ、ピンチサーバーとしてルーキーの磯脇侑真(政経1=東福岡)が起用されるなどフレッシュな顔ぶれが目立った。同校出身の近藤と山田のホットラインから繰り出されるブロード攻撃が効果的に決まり、25―19と相手を引き離して第1セットを奪う。第2セットは明大のブロックが光った。坂本と山田がブロックを決めると、続いて佐々木がバックアタックを1枚で仕留め連続ポイントを生む。その後はサイドアウトを取り合う展開が続いたが、サーブで押し負けセットを献上した。
金田と山田のブロックポイントから始まった第3セット。セット中盤からVリーグへの出場経験を持つ工藤有史(政経4=清風)が投入された。工藤が良いサーブを入れ、難しい球も武田がワンハンドレシーブで上げる。全員でつなぎ粘りを見せるが、序盤につけられた差を詰め切れずこのセットも落としてしまう。後がなくなった第4セット。少しずつ差を広げられ15―21で迎えたセット終盤。エース・工藤が強烈なスパイクを打ち込むと、続いて2枚ブロックが決まりこれで5連続得点となる。しかしタイムアウト明けに落としたポイントが決定打となり、そのまま相手のサービスエースで試合終了。惜しくも今季初勝利は得られなかった。
次戦に控えるのは東海大との一戦だ。強豪相手だが「今日の1セット目のようなプレーをしっかり続ければ結果は付いてくる」(武田)。本日攻守で活躍した佐々木も「絶対勝ちます」と意気込みを見せた。次こそは勝利を手に入れる。
[上原朋子]
試合後のコメント
武田
――コート内外からの声掛けが目立ちましたが、チームの雰囲気はいかがでしたか。
「(雰囲気は)去年よりは良いかなと思います。メンバーに入っているからとかベンチだからとかそういうのではなくて、思ったことがあればどんどん言ってほしいと言っているので、そのような面では結構良い雰囲気でバレーができていると思います」
佐々木
――今後の課題を教えてください。
「ブロックアンドレシーブかなと思っています。第4セットはサーブミスが多くて自分たちできつい展開にしてしまったのでそこをもっとサーブで攻めて、ブロック1本引っ掛けて切り返せるようなチームの形を作れたらいいなと思います」
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