ゴルフ部ルーキーインタビュー第2弾 神田悠貴

2023.04.11

 今年度、男女ともに関東学生ゴルフ連盟のAブロックに所属する明大ゴルフ部。新たに3人のルーキーの加入が決まった。本インタビューでは高校時代までの歩みや今後の意気込みを伺う。

 

 第2回は神田悠貴(商1=浜松日体高)のインタビューをお送りします。

 

――ゴルフを始めたのはいつですか。

 「5歳ぐらいの頃、親の影響で始めました。試合に初めて出たのは小学校3年生ぐらいの時です。(ご両親がゴルフをされていたのですか?)そうです。両親がゴルフをしていて、一緒に練習場に連れて行ってもらっていました」

 

――浜松日体高は中高一貫の学校ですが、部活動の雰囲気はいかがでしたか。

 「中学高校一緒にやる部活だったんですけど、先輩も優しく接してくれて、楽しい部活でした。ですが、ルールやマナーはしっかり厳しく教えてくれたので、そこは今の自分にもつながっていると思います」

 

――顧問の方はどんな方でしたか。

 「顧問の方は優しい方だったんですけど、僕たち部員のためにすごく尽力してくれました。浜松日体には小さい練習場があるんですけど、そこのアプローチするところを人工芝から天然芝に変えて、より実戦に近い感じでやらせてもらったりとか、いろいろとお世話になりました」

 

――中高の間で印象に残っている大会はありますか。

 「一番印象に残っているのは、フジサンケイクラシックというプロの試合に出させてもらったことです。それはジュニアのフジサンケイジュニアという試合で2位になり、そこでフジサンケイクラシックの予選会(主催者推薦選考会)通称マンデーというのに出させてもらって、それも通って出場させてもらいました。たまたまうまくいってしまった部分もあるんですけど、本番ではすごく打ってしまって、改めてまだまだだなと実感させられました。すごく悔しい思いもしたので、そこからよりゴルフに熱心に取り組むようになりました」

 

――プロの試合ですが、本番での緊張はありましたか。

 「最初のティーショットでは緊張しましたし、アマチュアの試合とは全く場の空気感が違いました。それでも自分が一番下手なのは分かっていたので、1番ホール以降は堂々とプレーできたかなと思っています」

 

――ゴルフをやっていて楽しいと思うことはなんですか。

 「僕とお父さんとおじいちゃんと、三世代でできるというのも楽しい点ですし、競技をしていく点では練習して上達していくというのが楽しさになっていました。それが自分をやる気にさせていましたね。今もそうです」

 

――明大に進学した理由を教えてください。

 「学業とスポーツを両立して競技を続けていくうえで、最善な学校はどこかなと考えたときに明治大学かなと自分では思ったので、志望しました」

 

――大学からは一人暮らしですか。

 「一人暮らしです。(楽しみなことや不安なことはありますか)楽しみは楽しみなんですけど、全部一人でやらなければいけないですし、特にアスリートなので食事の面でしっかりやれるか心配です」

 

――今も食事には気を使っていますか。

 「ゴルフという競技の特性上、体重を増やしていかなければいけないというのが自分の中であるので、何を食べるかというよりはしっかり量を取れるかという感じですね。そこが一番です」

 

――神田さんは182センチという高身長ですが、ゴルフの面ではメリットはありますか。

 「身長が高いのはスイングの大きさも身長が高かったり、手足が長かったりすることで大きくなるので、そこは飛距離につながってくるのかなと思います」

 

――これからの4年間を通して、どんな選手になりたいですか。

 「技術面ではプロテストを卒業する年で合格して、ツアーに出ていきたいというのもありますし、何より人間として応援されるように、振る舞いとかも気を付けていきたいなと思っています」

 

――4年間の目標を教えてください。

 「日本学生(日本学生選手権競技)とか日本アマ(日本アマチュア選手権競技)とか大きい試合があるので、そのタイトルを取れるように頑張りたいです。リーグ戦でも優勝を目指して頑張りたいなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[春木花穂]