開幕から連続ドロー 流経大相手に2-2/関東大学1部リーグ戦

2023.04.10

 第2節は流経大との一戦。48分に先制点を許したものの、佐藤恵、熊取谷がゴールを決め逆転に成功。このまま終了するかと思いきや、終了間際に失点し、今年度初勝利を逃す結果となった。

 

 東海大と1-1で引き分けた開幕戦から1週間。「決めるべきところで決め切れなかった」(岡)。前半は明大ペースで試合が動いた。23分には藤森がクロスバー直撃のシュートを放つなど果敢に相手ゴールを攻めたものの得点を奪うことはできず。0-0で前半を折り返した。

 (写真:追加点を挙げ喜ぶ熊取谷)

 

 前半と打って変わり、後半は試合が頻繁に動くゲームとなった。48分、CK(コーナーキック)後の混戦から失点するも、73分にはPA(ペナルティエリア)内まで中村が運んだボールを佐藤恵が押し込んで同点に。さらに84分、中村のクロスに熊取谷が頭で合わせ逆転。勝ちを確信する展開にもかかわらず、終了間際の88分。相手にFK(フリーキック)を与えると、セカンドボールを処理できずに失点し、2-2で試合終了。開幕から2試合連続の引き分けとなり、貴重な勝ち点3を逃す結果となった。

 

(写真:初出場を果たした坂上)

 「前後半共に立ち上がりが良くなかったことが課題。90分を通してはみんな頑張っていたし、崩されるシーンや決定的なシーンはほぼなかったのでもったいない」(栗田大輔監督)。今試合は主導権を握りながらもセットプレーの流れから2失点を食らう結果となった。一週間後に行われる次節の相手は拓大。「勝ち点3は必須だと思うので、練習からしっかりと勝ち切れるようにスキをなくしてやっていきたい」(熊取谷)。今節で見つかった課題を克服し、勝ち点3をもぎ取る姿に期待がかかる。

 

[新津颯太朗]

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