春季リーグ初戦 粘り切れず専大に惜敗/春季関東大学男子1部リーグ戦

2023.04.09

 本日開幕した春季リーグ戦。初戦は専大と対戦した。第1セットは粘りを見せ、ジュースを制したが、その後、僅差で相手にセットを献上。リーグ開幕戦は悔しい結果となった。

 

◆4・8~5・28 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)

▼4・8 対専大戦(小田原総合体育館)

明大1{31―29、26―28、23―25、20―25}3専大○

 

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB黒澤孝太(政経2=明大中野)OP坂本雄大(政経3=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、Li武田大周(政経4=松本国際)

 

 初戦は昨年度秋季リーグ戦で敗れた専大。第1セットでは互いに点を取り合い、こう着した展開が続いたが、坂本を中心にスパイクで点を重ねた。試合後半、29―29と決着が付かない中、坂本に続いて佐々木のスパイクでセットを奪取。「対策を練って練習してきたので全体的には良かった」(武田)。しかし、第2、3セットでは粘り切れずに相手にセットを献上してしまう。

 

 セットカウント1-2と、追い込まれる立場となった明大。第4セットは序盤から相手に差を付けられてしまう。それでも、試合終盤には岡本が鋭いスパイクを決め、点差を縮めていく。「受け身ではなく攻める気持ちでやっていた」(武田)。しかし、相手の勢いを止めることができず、20―25で試合終了。「勝負どころで取り切れなかった」(岡本)。悔しさが残る敗北となった。

 

 次戦の相手は、昨年度インカレ4位の成績を残した日体大。「負けてしまったが切り替えて来週の試合に挑みたい」(岡本)。新チームで勝利を目指す。

 

[坂内咲月]

 

試合後のコメント

鈴木康時監督

――試合を振り返っていかがですか。

 「全体的には悪いゲームではなかったですが、高いスパイクを拾いきれなかったというところがありました。その部分を、相手の体制を見ながらポジションをうまく取れるようにもう少し締まった固いブロックをやっていけるようにしたいです」

 

――今後の目標を教えてください。

 「他のチームと比べると高さはそんなにないですが、粘りを発揮すれば良い試合ができると思うので、来週からまた勝ちを狙っていきたいなと思います」

 

武田

――新チームでの試合はいかかでしたか。

 「今日は初めてコートに入る選手が多かったのですが、その選手がいかにのびのびできるか、元々入っていたメンバーが支えてあげられるかというのが重要だと思ってやっていました」

 

――今後の課題は何でしょうか。

 「技術面も大事ですが、雰囲気で入る1点もあるので、そういう点は取っていきたいです。特に雰囲気は入っているメンバーだけでなくて、ベンチのメンバーも含めて勝ちに行こうという雰囲気でやってほしいと思います」

 

岡本

――今年度、どのようなチームにしていきたいでしょうか。

 「速いバレーをやる中で、一つ一つのプレーを雑にしないようにというのがチーム内の共通認識で、そこで個々のレベルを上げていくというのと、チーム力を上げていくのが目標だと思います」

 

――春季リーグ戦の目標を教えてください。

 「開幕戦負けてしまったのですが、チームとして春季リーグ優勝というのは目標に掲げているので切り替えてまた練習に取り組んで優勝目指して一戦一戦頑張っていきたいです」