大会事前インタビュー⑦ 田渕海斗/日本選手権

2023.04.02

 世界の扉をこじ開けろ。4月4日、日本代表の選考を兼ねる日本選手権が開幕する。福岡で22年ぶりに開催される、今年7月の世界選手権(以下、世界水泳)代表入りも懸かる今大会。世界最高峰の大舞台に挑むべく、明大勢も日本屈指のスイマーとしのぎを削る。

 今回は、そんな代表レースに挑む明大勢の大会直前インタビュー第7弾。田渕海斗(情コミ3=日大藤沢)の大会に懸ける思いをお届けする。日本選手権開幕まで――あと2日。

(この取材は3月24日に行われたものです)

 

――現在のコンディションはいかかがですか。

 「明大のアメリカ合宿で高地に行ってきたので、調子が良いです」

 

――どのような練習をされたのでしょうか。

 「持久系をメインにやってきました」

 

――昨年度と変わった部分はありますか。

 「しっかり練習が積めたのでベースアップができたのと、いい練習が積めているので自信を持って挑めそうというところは変わったかなと思います」

 

――緊張はありますか。

 「今のところはないので、いい感じに挑めそうです」

 

――普段から緊張しないタイプですか。

 「そんなことはないのですが、いつもよりも練習が積めているが故に緊張しないという感じです」

 

――今の心境を聞かせてください。

 「もう少し疲労が抜けて、いい調整ができれば大丈夫だと思うので、早くやりたいなという気持ちです」

 

――明確な目標はありますか。

 「まずは1日目の400メートル個人メドレーで4分09秒は出して、(そのタイムを出せば)優勝争いになると思うので、しっかり優勝できればいいなと思います」

 

――意識している選手はいますか。

 「意識していると言われれば全員なのですが、瀬戸くん(瀬戸大也・TEAMDAIYA)や本多くん(本多灯・日大)あたりは最後の優勝争いになってくるので、意識しています。ただ結局4分09秒を出さなければその争いには入れないですし、4分09秒で負ければ仕方ないと思っているので、まずは自分との戦いかなというところです」

 

――意気込みをお願いします。

 「メインレースは初日(の400メートル個人メドレー)と4日目の800メートル自由形なので、そこでしっかりと代表権を獲得できるように頑張っていきたいと思います」

 

――最後に一言お願いします。

 「今回は有観客で、いつもは来られなかった友達のお母さんだったり、引退された選手のお母さんであったり、小学校の担任の先生も見にきてくれるので、しっかりとそういった方々に感謝の気持ちを持って泳げたらいいなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[末吉祐貴]

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