
大会事前インタビュー④ 水口知保/日本選手権
世界の扉をこじ開けろ。4月4日、日本代表の選考を兼ねる日本選手権が開幕する。福岡で22年ぶりに開催される、今年7月の世界選手権(以下、世界水泳)代表入りも懸かる今大会。世界最高峰の大舞台に挑むべく、明大勢も日本屈指のスイマーとしのぎを削る。
今回は、そんな代表レースに挑む明大勢の大会直前インタビュー第4弾。水口知保(営3=目黒日大)の大会に懸ける思いをお届けする。日本選手権開幕まで――あと5日。
(この取材は3月16日までに行われたものです)
――最近の調子はいかがですか。
「2月に比べて確実に調子は上がっているのであと2、3週間で完璧な状況に仕上げたいなというところです」
――仕上がり具合はいかがですか。
「調子は良い方です。ですがやはりラストの2、3週間は気持ちとしても少しのずれが泳ぎのフォームにも、結果的に大きなものを生み出すことにもつながると思うので、あと2、3週間で細かい部分や気持ちの部分を持ち上げて行きたいなと思います」
――どのような調整をしていますか。
「やはり勝つとか自己ベストを出すとかそういう気持ちというのは練習でも培える部分だと私は思っているので、例えば練習中のこの1本は何秒で行きたいと思った時に何秒で行くためにはこういう筋トレをしてこういうアップをして、といった感じです」
――力を入れた練習は何ですか。
「全部力を入れて取り組んでいるのですが、1番力を入れているのは水中練習や持久系の練習です。どんなに体がきつくても、このタイムで行きたいと思った時に出せるようにしています」
――緊張はございますか。
「まだ緊張はしていないのと、どこかで自信があるというか。私は緊張してしまうと駄目なタイプなので、緊張しないと思ってることも緊張だと思っています。ですが今はどこかに自信もあるので、あまり緊張はしていません」
――現在の心境はいかがですか。
「やはり今年度も日本代表に入ることが目標です。簡単に入れる場所ではないというのと、入るのは2回目で1回目とはまた違うモチベーションもあるので、冷静になりながら今まで自分がやってきたことを信じて頑張りたいです」
――目標を教えてください。
「まずは自己ベストを出して優勝することです。それが結果的に日本代表内定につながると思っているので、とにかく今は自己ベストを目標に頑張っています」
――ありがとうございました。
[上原朋子]
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