
大会事前インタビュー① 廣島偉来/日本選手権
世界の扉をこじ開けろ。4月4日、日本代表の選考を兼ねる日本選手権が開幕する。福岡で22年ぶりに開催される、今年7月の世界選手権(以下、世界水泳)代表入りも懸かる今大会。世界最高峰の大舞台に挑むべく、明大勢も日本屈指のスイマーとしのぎを削る。
今回は、そんな代表レースに挑む明大勢の大会直前インタビュー第1弾。廣島偉来(政経2=淑徳巣鴨)の大会に懸ける思いをお届けする。日本選手権開幕まで――あと8日。
(この取材は3月18日に行われたものです)
――今年度のシーズンを振り返っていかがですか。
「昨年度の春で全部ベストを更新してとても勢いがつきました。しかし、そこから夏はあまりうまくはいかずに伸び悩んだので、また春にベストを更新したいです」
――昨春の日本選手権では2種目で銀メダルでした。
「あの時は絶好調でした」
――最近の調子はいかがですか。
「今年度に入っていくつか試合に出て、それは全部遅かったです。しかし、練習自体はある程度泳げていて、ちょっと状態は分からないですが、練習はいい感じだと思います」
――他の選手の様子はいかがですか。
「あまり連絡とかは取っていませんが、試合で会った時などに調子は聞いたりしています。クラブ練習の他の人とは合宿で会ったりした時に練習を見たりします」
――最近強化していることはありますか。
「やはり僕は前半があまり速くないので、そこをどのように周りとの差を埋められるかという練習をしています」
――今大会では何種目に出場される予定ですか。
「3種目です。200メートルと400メートルの個人メドレー、そして200メートル平泳ぎに出ます」
――今大会の目標を教えてください。
「とりあえずユニバーシアードの代表に入ることは目標です。世界水泳の代表にも入りたいのですが、今の実力だとあまりまだ現実味は感じないので、そこはワンチャンス狙うくらいの気持ちでいこうと思います」
――今大会への意気込みをお願いします。
「今はあまりレースでいいタイムで泳げていないので、いきなり本番でいい泳ぎができるか不安です。しかし、そこを何とか練習してきたことを発揮できるようにしたいと思います」
――ありがとうございました。
[渡辺悠志郎]
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