コンバインド 明大2人入賞/全日本学生選手権(コンバインド部門)

2023.02.24

 インカレもいよいよ3日目に突入。アルペン、クロスカントリーの他、ジャンプとクロスカントリーの複合競技であるコンバインドが行われ、小舘冬歩(政経3=花輪)が成田健太(政経1=花輪)の2人が入賞した。

 

2・22~26 第96回全日本学生選手権(花輪スキー場)

コンバインド

 小舘――4位

 成田――6位

 西方――12位

 松沢――13位

 中村――20位

 辻――21位

 

 ジャンプとクロスカントリーから成るコンバインド。ジャンプでは成田が5位、松沢大翔(政経4=白馬)が6位、中村愛斗(政経4=飯山)が9位で小舘が10位と、20人以上の参加者の中で明大からは4人もの選手が入賞圏内に食い込むことができた。「得意なジャンプを自分なりによくできてよかった」(成田)。コンバインド前半戦、明大は好スタートに成功した。

 

 続く後半戦のクロスカントリーでは気温の上昇による雪のコンディションが悪化する中で、小舘が圧倒的な実力を見せ2位を獲得。ジャンプの10位を覆し4位入賞へと躍り出た。「優勝を狙っていただけに悔しいがクロスカントリーで順位を上げることができて安心した」(小舘)と安堵の表情。一方、成田はクロスカントリーを8位でゴールし、6位入賞に落ち着いた。1年生ながら目覚ましい活躍を見せるが「結果に満足はしていない」(成田)とその熱いプライドが成長を期待させる。

 

 コンバインドに6人エントリーし、入賞したのは2人。事前の取材で成田収平監督は「コンバインドでは3人入賞は確実」(成田監督)と答えていたが、雪という自然に左右されるスポーツの特性に苦しめられその予想は外れることに。「来年こそは優勝を目指したい」(小舘)。来年度の冬の跳躍に向け、明大スキー部は前進し続ける。

 

[藤井直也]

 

試合後のコメント

成田

――競技を終えていかがでしょうか。

 「表彰台に立つことを目指していましたが、自分のクロスカントリーの実力が不足していたように思います」

 

――来年度に向けてどのようなされますか。

 「今年度で寮でのライフスタイルなどが掴めたので、なるべく空いている時間を使って日々練習に取り組みたいと思います」

 

小舘

――今日までに準備してきたことなどございますか。

 「練習と食事の栄養バランスについてはかなり意識してやってきました」

 

――成田さんも調子がよかった用に思います

 「彼もジャンプの調子が上がってきていたのと、夏にクロスカントリーも走れていたのでいいライバルだと思っています」