
晩冬インカレ 大回転で高木が入賞/全日本学生選手権(アルペン部門大回転)
2月22日、第96回全日本学生選手権(以下、インカレ)が開幕。初日はアルペン部門大回転に明大から6人が出場した。島田一希主将(文4=長野日大)らが中位にとどまった一方、高木柊吾(政経3=日大山形)が8位入賞を果たし、3ポイントを獲得。大会2日目の23日はクロスカントリー、ジャンプが行われる。
◆2・22~26 第96回全日本学生選手権(花輪スキー場)
▼アルペン部門大回転
高木――8位
島田――23位
中島――28位
深澤――33位
宮島――記録なし
青木――記録なし
秋田県鹿角市、氷点下に冷え込む花輪スキー場で96回目のインカレが開幕した。昨年度アルペン部門回転で優勝を達成している高木は、今季好調の大回転でエントリー。1本目を50.53秒にまとめ好位置につけるも、2本目が51.81秒と伸び切らず最終的に8位。「攻めることができたかそうでないか。最後に焦りが出た」(高木)と8位入賞も笑顔はなかった。大学ラストレースとなった島田は、入賞こそ逃すも中位に収め、涙のラストレースを演じた。
大会初日明大が獲得したポイントは3、総合は暫定8位につける。今年度主務を兼任した中村愛斗(政経4=飯山)は2日目ジャンプ部門でエントリー。早大、東海大ら上位校に食らいつきたい。
[上瀬拓海]
試合後のコメント
島田
――レースを振り返っていかがですか。
「大会初日ということでチームに勢いをつけたかったのですが、1本目は体が思うように動きませんでした。小学校4年生から続けてきたでのラストレースなので、2本目はとにかく悔いが残らないように楽しく滑ることを考えました。10番以内の入賞を狙っていましたが叶わず、チーム全体としても高木に頼りすぎたと感じています」
――主将として臨んだ今季はどのようなシーズンでしたか。
「一昨年度からコロナ禍で寮生活ができなかった時期もあり、チームとしてのまとまりが全くないところから、大会で勝負できる状態を作るのは難しかったですが、最終的には手応えがありました。スキー部を引っ張る経験は貴重な体験でした」
高木
――入賞を達成できた要因を教えてください。
「もともとゴールさえできれば入賞は狙えると考えていました。2本目は今大会のコースの形状に対応できずミスをしてしまったのですが入賞することができ、成田収平監督からも労いの言葉をもらいました」
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