女子5級で小川が5位入賞/日本学生氷上選手権

 日本学生氷上選手権(以下、インカレ)最終日。5級女子の試合が行われ、明大からは小川菜(文4=新潟南)が出場した。4年生として挑む最後のインカレ。前日に行われた7、8級女子の応援にも駆け付け、小川はチーム明大の一員として5級の試合に臨んだ。

 

 1・5〜7 日本学生氷上選手権(苫小牧市白鳥アイスアリーナ) 

 演技直前、コーチの手を握りアドバイスを受けてリンクへ出た小川。冒頭の連続ジャンプ2本では減点されてしまったものの、一度も転倒することなく全てのジャンプを着氷した。笑顔で伸びやかに『Never enough』を舞う。「ジャンプやエレメンツは決まらなかったが、気持ちよく楽しんで滑ることができた」。悔しさは残るものの、昨年度のインカレよりも順位を上げ5位に入賞した。ラストシーズン、最後の試合まで調子を上げて駆け抜けたい。

 

(写真:演技に臨む小川)

 3日間に及ぶ戦いの締めくくりとなった5級女子。今年度のインカレでは、フィギュア部門での団体男女アベック優勝のほか、アイスホッケー部門とスピードスケート部門も合わせたスケート部全体での総合優勝も果たした。チーム明大の結束力で今後もさらなる高みを目指す。

 

[増田杏]

 

試合後のコメント

小川

――今までスケートをやってきて1番の思い出は何ですか。

 「3回出場したのですが、1番はインカレに出場できたことです。自分は大学でもスケートができると思っていなかったので、大学まで続けられて、4年間インカレに出られたというのが1番の思い出かなと思います」

 

――4年間、明大フィギュア部門でスケートをやってきていかがでしたか。

 「日本のトップレベルの選手の人たちと一緒にできて、うまい選手のいい影響をもらえました。すごいチームに入れてもらえているからより頑張ろうという意識が生まれたのが明大ならではですし、とてもいい影響だったなと思います」