
天皇杯3日目 清水が悔しさ残し敗戦、準決勝進出ならず/天皇杯全日本選手権
大会3日目を迎えた天皇杯全日本選手権(以下、天皇杯)。明大からは清水大輔(営2=鹿島学園)がフリースタイル79キロ級に出場した。攻めあぐねる展開が続き、0-3で敗北。惜しくも準々決勝敗退となった。この日をもって明大からは全ての出場選手が出そろい、天皇杯は閉幕した。
◆12・22~12・25 天皇杯全日本選手権(駒沢体育館)
[男子フリースタイル]
▼79キロ級
清水――ベスト8
天皇杯初出場を果たした清水は、シード選手として準々決勝から登場した。初戦の相手は1年生ながら東日本学生春季、秋季選手権新人戦W優勝の戦績を持つ実力者、山路(早大)だ。試合開始1分20秒、胴タックルからグラウンドに持ち込まれ、バックを取られると2失点を許してしまう。隙のないプレースタイルに苦戦し、無得点のまま迎えた第2ピリオド。「相手が左構えだったのでプレッシャーのかける位置や足の動かし方を教えてもらった」。コーチからのアドバイスを生かし、巻き返しを狙うも得点につなげることができず、0-3で準々決勝敗退となった。
今年度最後の試合を終えた清水。2022年は4月に行われたJOCジュニアオリンピックカップで優勝し、8月にブルガリアで行われたU-20世界選手権への出場を果たすなど、まさに飛躍の年だった。来年度以降の目標は「全国で自分の満足のいく結果を残す」こと。2023年、清水のさらなる活躍に期待がかかる。
[井手満菜]
試合後のコメント
清水
――試合中に考えていたことは何かありますか。
「戦っているときは勝つことしか考えていなかったです。コーチからのアドバイスを受けていろいろやったのですが勝てなかったです」
――相手選手の苦戦した点を教えてください。
「結構固いスタイルというか、自分からはあまり動かない選手だったのでやりづらさを感じました」
関連記事
RELATED ENTRIES