大会直前インタビュー②/第67回全日本学生選手権

2022.12.09

 日本一の大学を決める全日本学生選手権(以下、府立)が12月11日に行われる。昨年度は見事連覇を果たした明大。今年度は圧倒的な強さで3連覇を狙う。大会を直前に控えた今、選手たちに大会に向けた心情を伺った。(この取材は12月3日に行われました)

 

木村柊也主将(文4=関西福祉科学大)

――府立を直前に控えた今の心境を教えてください。

 「やる気全開です」

 

――今年度のチームの特徴を教えてください。

 「普段から一日一日を大切にして、一つ一つのことに全力を尽くすということを全員で共有しながらやってきたので、一人一人のやる気という部分では昨年度に勝る部分があるのではないかと思います」

 

――3連覇へのプレッシャーはありますか。

 「プレッシャーはあまり感じていないです。ただ、自分にとって今回の府立が拳法人生最後の大会となるので感じる部分はあります」

 

――府立への意気込みをお願いします。

 「明大拳法部の4年生にとっても最後の大会で、自分の拳法人生においても最後の大会となるので、最後はみんなで笑って終われるように集大成を見せたいと思います」

 

 

吉田大輝(法4=明大中野)

――4年間を振り返っていかがですか。

 「初めのころは試合に負けることも少なく、自分は強いと思っていました。しかし、4年生になって最初の大会で負けて、自分の力を思い知ったところからのスタートとなったので、自分の弱さを実感してさらに強くなれた4年間だったと思います」

 

――最上級生・副将になって変わったことはありますか。

 「自分がやらなければいけないという責任が最初はプレッシャーとなり、悪い方向に出ることもありました。しかし、全国大学選抜選手権でそのプレッシャーを覚悟に変えることができて、覚悟を持って試合に臨むことができるようになりました」

 

――府立で勝つために大切なことは何ですか。

 「練習は十分にしてきたので、体力面や技術面では負けない自信があります。あとは精神的な部分で弱気にならないことや、覚悟を決めることが大切になってくると思います」

 

――府立への意気込みをお願いします。

 「全試合を7-0で勝って、完全優勝します」

 

蓮野真也(政経4=明大中野)

――府立を直前に控えた今の心境を教えてください。

 「4年間積み上げてきたものを今回の府立ですべて出し切れるように集中して練習に取り組めています」

 

――今シーズンを振り返っていかがですか。

 「充実した1年だったと思います。春の東日本大学リーグ戦で優勝を逃しましたが、その後も主将の木村を中心に全員が高い目標を持ち続けたことで、いい雰囲気を維持したまま1年間練習に打ち込むことができました」

 

――府立への意気込みをお願いします。

 「自分はこれまで府立に出ることができていませんが、府立に出てチームの優勝に貢献することが入部当初からの目標だったので、最後の府立で悔いのないようにプレーして優勝したいと思います」

 

西尾文花(文4=多治見北)

――府立へ向けて準備してきたことを教えてください。

 「全日本学生個人選手権では、関西の選手たちとも戦うことができたので自分の実力を確かめるいい機会になりました。その時点では思うように動けていないと感じる部分が多くありましたが、その後の練習で後輩たちも含め自分のプレースタイルを徐々に確立してこられていると思います」

 

――4年間を振り返っていかがですか。

 「1年次は練習についていけず苦しむ時期もありましたが、先輩方に教わりながら徐々に動けるようになっていきました。4年次には大会が再開され、試合に参加できるようになったので、自分の実力を確認しながら少しずつ前進してこられたと思います」

 

――府立への意気込みをお願いします。

 「4年間の集大成となるのでまずは後悔のないようにプレーしたいです。自分が『これしたかったのにな』と後で思いたくないので、出したいと思う時に出し切りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[牛嶋淳太郎、新津颯太朗、菅波陸哉]