水口・田渕が銅 順調な折り返しを迎える/ジャパンオープン

2022.12.04

 12月1日より始まったジャパンオープンは後半戦を迎えた。日本のトップスイマーが集う中、明大勢からは4人が決勝へ進出。男子400メートル自由形で田渕海斗(情コミ2=日大藤沢)が3位入賞を果たすと、続いて水口知保(営3=目黒日大)も女子200メートルバタフライで同じく銅メダルを獲得した。

 

◆12・1~4 ジャパンオープン(東京辰巳国際水泳場)

◆3日目

▼男子400メートル自由形

3位 田渕 3分51秒23

▼女子200メートルバタフライ

3位 水口 2分10秒87

▼男子200メートル個人メドレー

6位 廣島 2分0秒91

8位 田渕 2分1秒90

 

 男子400メートル自由形に出場した田渕。序盤は遅れをとったものの250メートルのターンからぐっと順位を上げ、全体8位で予選を通過。決勝では200メートル地点で6位と先頭からやや離される。しかし「200メートルを超えてからペースを上げ、自分の持ち味を出そうと思っていた」(田渕)。ラストは追い上げを見せ、3位でのゴールを決めた。

 

 水口主将は女子200メートルバタフライに出場した。前半から積極的な泳ぎで前に出ると、200メートル地点を2位で折り返す。そこから1位に躍り出たいところだったが、あと一歩及ばず3位でゴール。銅メダルを獲得するも、水口はそのタイムには満足していない。「泳ぎの調子が良かったので2分9秒を出せると思っていた」(水口)。自信があっただけに悔しさが残る結果となった。

 

 来年2月のアジア選手権、来年7月の世界選手権に向け選手たちの士気も高まっていく。4日間続くジャパンオープンも残るは最終日のみ。各々の目標のため、最後まで戦い抜く。

 

[上原朋子]

 

試合後のコメント

水口

――明日への意気込みをお願いします。

 「今回の200メートルバタフライの入りのタイムは自己ベストより遅かったので、スピードがないということが分かりました。だからこそ明日は積極的に行きたいです」

 

田渕

――予選の200メートル個人メドレーで自己ベストを更新できた要因は何だと思われますか。

 「1、2日目が調子悪く体が緩みすぎている感じだったので、2日目に陸上トレーニングをしっかりやりました。2日目はあまり結果には出ませんでしたが、そのトレーニングの成果が今回出たのかなと思います」