ファイナルゲームまでもつれる激戦 惜しくも3位に終わる/全日本学生選抜インドア大会

2022.11.27

 惜しくも決勝進出とはならなかった。全国から選抜された男女12ペアのみが参加する今大会。明大からは男子が1ペア、女子が3ペア出場した。明大勢はそれぞれ男女1ペアが準決勝に進出するも、敗戦を喫し3位に終わった。

 

◆11・23 全日本学生選抜インドア大会

▼男子の部

 米川・池口ペア――3位

▼女子の部

 齋木・北川ペア――3位

 木瀬・青松ペア――Aブロック敗退

 原口・西東ペア――棄権

 

 男子からは米川結翔(商2=尽誠学園)・池口季将(政経3=市立高田商)ペアが出場。9月に行われた全日本学生シングルス選手権でも優勝した米川のストローク力と積極的な動きが持ち味の池口との相性は抜群。予選リーグの2試合を、4―2、4-0と圧倒し、危なげなく準決勝へ駒を進めた。

 

 準決勝の相手は中村・永江ペア(福岡大)。全日本学生選手権(以下、インカレ)でも16強入りの実績がある強敵だ。持ち味のコンビネーションで第5ゲームまで4―1と圧倒し、決勝進出まであと1ゲームに迫るもここから相手の強烈なストロークで押し込まれる。連続で4ゲームを奪われ4―5で敗戦。決勝進出はかなわず、惜しくも3位に終わった。

 

 女子では齋木菜々花(営3=昭和学院)・北川アンナ璃咲(商1=京都光華)ペアが躍動。齋木から繰り出される角度のあるボールで相手を押し込み、チャンスボールを北川が決める流れで得点を量産する。デュースでもつれる場面でも集中力を切らさず戦い抜き、予選ラウンドを4―1、4―0で快勝し、準決勝へ進出した。

 

 準決勝では今大会で優勝した箱崎・藤城ペア(四国大)と対戦。幸先良く2ゲームを先取し、ゲームカウント4―2で迎えた第7ゲーム。ここでゲームを取れば決勝進出だったが、10―12でゲームを落とすと一気に相手の流れに。その後もゲームポイントを奪われると、ファイナルゲームでは1-7と圧倒され4―5で敗戦。惜しくも3位で大会を終えた。

 

 男女ともに3位で終わった明大勢。しかしながら今大会の出場選手は3年生以下が多く、フレッシュな顔ぶれだ。これからの成長、そして来年のインカレでは男子の2018年以来の優勝、女子の大会2連覇に期待したい。

[久保田瞬]