スキを見せず圧倒 100点ゲームで東大制す/東京六大学女子対抗戦

 今試合の相手は東大。第1Qから明大のペースで試合が進み20点以上の差をつける。続く第2Qでもペースを崩さず圧倒し、相手の得点を0点に抑えてみせた。後半は相手に得点されてしまう場面が見られたものの明大も力の差を見せつけて得点を奪い返す。110―38で試合終了のブザーが鳴り、100点ゲームで見事白星を挙げた。

 

◆11・12~20 第40回東京六大学女子対抗戦(立教大学新座キャンパス)

▼11・19 対東大戦(立大新座キャンパス)

◯明大110{27―6、31―0、25―16、27―16}38東大

 

スターターはPG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF神山南帆(文1=白鴎大足利)、SF佐藤美怜主将(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。

 

 明大の強さを見せつけた。今大会3戦目となった今試合の相手は東大。格上の明大としては負けられない戦いとなる中、試合開始5分ほどで相手と20点以上の差をつけて第1Qから流れは明大に。第2Qでも明大の勢いは止まらず、相手がスキを見せた瞬間にすかさずゴールに向かいファウルを狙う積極的なプレーが目立った。さらに「ディフェンスでしっかり守り、速攻につなげられた」(C横田ゆき・法4=市ヶ尾)と、粘り強く守って相手のミスを誘い、点差を広げる。第2Qでは東大に得点を与えず攻守ともに圧倒し、前半は58―6と大差をつけて折り返した。そして迎えた後半戦。第3Qも明大のペースで試合が展開していく。シュートを外しても果敢にオフェンスリバウンドに飛び込み、再度攻め込んで確実に得点。また、巧みなパスワークでディフェンスをかわしシュートを決め切ってみせる。続く最終Qでもチームで連携してボールを回し、声を掛け合いながら着実に得点を重ねていった。相手も必死に得点を取り返そうとするものの明大も格上としての意地を見せ、ミドルシュートや3Pシュートを沈めてさらに得点を奪い返す。明大の力強いプレーで終始相手を圧倒し、110―38と文句なしの勝利を収めた。

 

 4年生にとっては最後の試合となる今大会も、残すところあと1戦。次戦の相手は3部リーグAに所属する法大だ。「チームで励まし合いながらいい雰囲気で試合ができた」(横田)と一丸となって戦い抜いた今試合。次戦でも明大のチーム力を見せつけ、今シーズン最後の試合を笑顔で締めくくりたい。

 

[清水優芽]

 

試合後のコメント

横田

――試合を振り返ってみていかがでしたか。

 「全員がシュートを積極的に狙い得点することができたので良かったと思います」

 

――どのような気持ちで試合に臨みましたか。

 「とにかく思い切って積極的なプレーをしようと思って試合に臨みました」

 

――最終戦への意気込みをお願いします。

 「ラスト1試合なので、みんなで全力で楽しみながら、盛り上がって試合をしていい形で終われるようにしたい