
東国大に4ー0で完封勝利 開幕戦の雪辱果たす/関東大学1部リーグ戦
リーグ戦最終節は前期に0―4で惨敗した東国大との対戦。前半の佐藤恵のゴールを皮切りに、後半にも怒涛の3得点を挙げた。大量得点のみならず相手を無失点に抑え、結果は4―0で完封勝利。開幕戦の借りを返し有終の美を飾った。
開幕戦のリベンジマッチとなる今試合は3―4―3の布陣で挑んだ。序盤は相手にペースを握られながらも決定機はつかませず、チャンスをうかがう。そして24分「自分が試合の流れを変えようと思ってプレーしていた」という佐藤恵が相手のミスを見逃さなかった。相手GKへの弱いバックパスをカットしボールを奪取。冷静にGKをかわしてゴールへ流し込み先制点を獲得した。
(写真:今試合2得点の佐藤恵)
後半は多くのゴールが生まれた。後半開始早々、福田のクロスから島野が頭で合わせて追加点を獲得。島野は大学初ゴールとなった。55分には熊取谷の鋭いクロスを右サイドから走りこんだ正田がコースを変えるように押し込み3得点目。勢いに乗った明大は67分、林幸のスルーパスに抜け出した佐藤恵が角度のない位置から右足を振り抜き、ダメ押しのゴール。そのまま無失点を貫き通し、最終節を4―0の圧勝で締めくくった。
(写真:大学初ゴールを決めた島野)
今試合で4月から続いたリーグ戦が終わりを迎えた。「最終節で勝って自分たちが優勝にふさわしいと示せて良かった」(島野)。また、優勝に加えて明大としてはフェアプレー賞、林幸が東京中日スポーツ賞を受賞。さらに、福田が今大会のMVPに輝き、ベストイレブンに福田、木村、岡、佐藤恵の4人が選出されるなど、めざましい結果を残した。次の舞台は全日本大学選手権。この勢いそのままに、決勝の国立競技場の舞台まで駆け抜けてみせる。
[尾﨑陽菜]
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