
リーグ戦終了 筑波大にリベンジ果たせず/関東大学1部リーグ戦
リーグ戦2巡目の最終試合となった今試合は、1巡目で惜敗した筑波大。前半はPG平松克樹(情コミ2=福岡大大濠)が活躍を見せ、格上相手に3点差に抑える。しかし第3Qでは筑波大のオフェンスを止められず、大差をつけられてしまい苦しい展開に。続く第4Qでも明大はばん回できず、52―78と再び敗北に終わった。
◆8・20〜11・6 第98回関東大学1部リーグ戦(国立代々木競技場第二体育館他)
▼11・6 対筑波大2回戦(駒沢屋内競技場)
明大52{13―17、18―17、6―24、15―20}78筑波大○
スターターは、平松、SG吉村公汰(営4=土浦日大)、SF勝山大輝(法4=正智深谷)、SF田邉太一(情コミ3=福岡大大濠)、PF伊藤治輝(政経2=桐光学園)。
1巡目の筑波大戦では69―70と惜敗に終えた明大。リベンジを果たすべく試合に臨んだ。第1Qはディフェンスが光る。伊藤のシュートブロックやプレッシャーによるスティールから、速攻へとつながっていく。続く第2Qは平松が健闘。「自分が思い切ってシュートを打てばディフェンスも広がると思った」(平松)と積極的にシュートを狙い、3Pシュートを3本連続で沈める。一時10点以上あった差を3点まで縮め、前半は31―34で折り返した。
「第3Qは筑波大の身長の高さやシュートの精度で劣ってしまった」(勝山)と後半は筑波大に力の強さを見せつけられた。明大が果敢に攻めるも、相手の強固なディフェンスに阻まれ思うように得点できない。そのまま相手のペースで試合が進み、第3Qだけで20点差もつけられてしまう。その後、最終Qで明大は持ち直すも巻き返すことができず、52―78でリーグ最終戦を敗北で終えた。
「(目標に2勝届かなかったが)専大や中大に勝って、本当にいいスタートが切れた」(勝山)。チームの目標であるリーグ戦10勝は達成できなかったものの、格上相手に勝つことができた。しかし、今試合の結果により、明大は入替戦に臨むことに。「最後入替戦を1試合で勝って(※)インカレにつなぎたい」(平松)。入替戦の相手は2部4位の駒大。降格することは絶対に許されない。
[戸部匡貴]
(※)2部との入替戦で1部のチームが1敗すると、もう1試合行うことになる。
試合後のコメント
勝山
――入替戦に向けての意気込みをお願いします。
「自分が在学中はのし上がる側でしか戦っていないので、迎え撃つ立場になってもチャレンジャー精神でいなければいけないと思います」
――最後は4年生全員がコートに立っていたがいかがですか。
「4年間コロナもあってなかなかリーグ戦26試合戦い抜くことはありませんでした。1年生の時に試合に絡んでいたのは吉村と若月(SG若月遼・営4=北陸)だけなので(4年生)5人で出るのは率直にうれしかったです」
平松
――今試合はリベンジマッチでしたがいかがですか。
「自分たちよりも身長も能力もあるので挑戦者という気持ちでやっていこうと話していました」
――3ピリで流れを継続できなかった原因は。
「オフェンスでボールを止めてしまったところで、もっと自分が動かしていれば、スムーズな流れができたと思ってすごく反省しています」
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