
立命大に快勝 インカレ初戦を好発進/全日本学生選手権
全日本学生選手権(以下、インカレ)が幕を開けた。初戦の相手は立命大。可児大輝主将(政経4=中部大春日丘)を中心に積極的に攻め続け、5点リードして前半を折り返す。後半も攻撃の手を緩めることなく、試合は37―27の大差で完勝。初戦を見事勝利で飾り、2回戦進出を決めた。
◆11・3~7 全日本学生選手権(スカイホール豊田他)
▼11・3 対立命大戦(スカイホール豊田)
○明大37{17―12、20―15}27立命大
この日、インカレが開幕した。1回戦は立命大を相手に前半から怒涛(どとう)の攻撃を見せる。特に前半で大きな活躍を見せたのはゴールキーパーの荒田隼弥(法3=洛北)。好セーブから素早く速攻へとつなげ、多くのチャンスをつくった。また、攻撃陣は主導権を一切譲ることなく試合を進め、17-12と5点のリードで前半は終了。
後半も容赦なく攻め続けた。武良悠希(政経3=北陸)の連続得点などで、後半開始直後からどんどん相手を突き放す。「自分はしっかりシュート決める」(武良)。その言葉通り、限られた得点のチャンスを無駄にすることはなかった。その後も勢いそのままに得点を量産。終わってみれば10点の大差で快勝し、難なく2回戦進出を決めた。
勝利で幕を開けたインカレ。「(今日は)控えの選手も出すことができたので、ゲームプラン通りだった」(加藤良典監督)。ベンチに登録された16人が全員出場して、勝利をつかんだことはチームにとって大きい。そして、好発進した明大が目指すはもちろん優勝だ。そのためにも、ベスト8進出が懸かった2回戦も全身全霊で臨む。
[末吉祐貴]
試合後のコメント
加藤監督
――秋季リーグ戦後、インカレに向けて強化したことはありますか。
「秋季リーグ戦でできなかったことを修正して、一つ一つ基礎のところの精度を上げただけなので、チームとして特別なことはしていないです」
可児
――試合を振り返ってみていかがですか。
「硬さがありましたが、しっかり勝ち切れて良かったです」
武良
――課題はありますか。
「課題は出だしです。相手にのまれないように自分たちで雰囲気をつくって、自分たちのペースで試合を最後まで進めていくのが大事だなと思いました」
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