またしても留学生を止められず日大に敗北/関東大学1部リーグ戦

 今試合は日大との対戦。序盤から相手チームの留学生に存在感を見せつけられ、点差が離れてしまう。追いつきたい明大は強気のプレーでファールを獲得しフリースローを確実に決めていく。しかし離れた点差は縮まることはなく、試合は62―71で敗北となった。

 

◆8・20〜11・8 第98回関東大学1部リーグ戦(国立代々木競技場第二体育館他)

▼10・28 対日大2回戦(武蔵野の森総合スポーツプラザ)

明大62{13―17、14―22、20―22、15―10} 71日大○

 

 スターターは、PG山内龍也(国際3=土浦日大)、SG吉村公汰(営4=土浦日大)、SF勝山大輝(法4=正智深谷)、SF田邉太一(情コミ3=福岡大大濠)、PF伊藤治輝(政経2=桐光学園)。

 

 「留学生のところは対策していたが、やられすぎてしまった」(田邉)。第1Qでは序盤から攻めあぐねる場面もありつつも、伊藤を中心に得点を重ねていく。ディフェンスにおいては、相手チームの留学生の高さを生かしたプレーに苦戦。リバウンドを取り切れず、相手に何度も攻撃のチャンスを与えてしまう。続く第2Qはゾーンディフェンスでミスを誘い一時流れをつかんだものの、徐々に疲れが出始め失速。明大が14得点であるのに対して相手は22得点と、第2Qで一気に差をつけられてしまった。逆転の兆しが見えないまま27―39で前半を終えた。

 

 第3Qに入ると平松や若月のドライブがさく裂。体を張ったプレーでバスケットカウントを獲得する。しかし相手の得点の勢いを止めることはできず、点差は縮まらないまま第4Qへ突入。終盤には山内の3Pシュートが2本連続で決まるなど一時は詰め寄るも逆転はかなわず。62―71で前回の試合に引き続き敗戦となった。試合には負けてしまったが、今試合ではPF佐藤大介(国際4=駒大苫小牧)やPF小河原幹太(営2=八千代松陰)など多くの選手が活躍。一人一人がこれまでの練習の成果を発揮できた。

 

 リーグ戦は残りあと4試合。このまま敗戦が続くと2部降格の危機が近づいてしまう。次戦は神大との対戦。1巡目では接戦となり、延長戦の末に敗北した相手だ。ここからは明大に負けは許されない。一戦一戦を大切にし、勝利を手繰り寄せてみせる。

 

[尾﨑陽菜]

 

試合後のコメント

若月

――試合を振り返っていかがですか。

 「練習試合も頻繁にする相手でずっと負け越していたので、とにかくチャレンジャー精神を持って泥臭く戦っていこうという感じで試合に臨みました」

 

――次戦への意気込みをお願いします。

 「お互いにそこまで力の差がないチームなので、出だしをしっかりしていいスタートを切ったほうが勝つと思うので、そこを頑張りたいと思います」

 

田邉

――今試合ではいろいろな選手が試合に出場していました。

 「今週が3連戦で、半ばに神大と東海大という(1巡目では)3点差と延長で負けた試合があるので、さまざまな選手を使ってプレータイムをシェアしながら戦っていくことができていたのは良いところでした」

 

――残りの試合はどのように戦っていきますか。

 「今日始まる前までは残り5試合で3勝は上げようとしていたので、今日負けてしまって残り4試合で3勝上げなくてはならなくなったので、明日と明後日はしっかり勝っていかないといけないと思っています」