
セカンドリーグ開幕 8得点完封で早大に勝利/関東大学リーグ戦
ファイナルリーグ進出に向けて負けられない戦いが始まった。セカンドリーグ初戦の相手は早大。前回と同様大量8得点で圧倒し、さらにGK中村柊志綺(政経3=北海道清水)が無失点に抑える大活躍。〝常勝明治〟にふさわしい完璧な試合となった。
◆9・3~12・4 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼10・23 対早大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
〇明大8{5-0、2-0、1-0}0早大
終始明大のペースで試合が進んだ。第1P開始直後から2点を決め、流れをつかむ。さらにFW丸山詳真(商3=北海道清水)が「相手のゴール前に入って、考えた通りに決めることができた」と落ち着いて追加点を決める。早大から立て続けに3本シュートが放たれる場面でも中村が全て止め、抜群の集中力と鉄壁の守備を見せた。その後も明大が2点を決め、第1Pのシュート数は明大25本早大3本と圧倒的な攻撃力を発揮した。
続く第2PではFW亀本純門(文2=白樺学園)が追加点。ここでも無失点に抑えると、第3Pでも明大の勢いは衰えず、さらにDF成瀬翼(商2=埼玉栄)らがダメ押しの2点を決め8―0と完勝した。
中村の初完封、また攻撃陣も「個がうまく連携できていた」(成瀬)と第1Pから流れに乗り、強化したチームプレーで完璧な試合を作り上げた。この勢いのまま、紫紺の勇者はファイナルリーグまで駆け上がる。
[杉田凜]
試合後のコメント
FW中條廉主将(政経4=白樺学園)
――今試合のMVPは誰でしょうか。
「3年生で初完封したみたいなので、GKの中村柊志綺かなと思います」
――相手の印象はいかがでしたか。
「すごくがむしゃらにくるチームだと思っています。そこは練習した通りにDFとFWがお互いに声を掛けて、うまく相手のフォアチェックを逃れることができたので良かったと思います」
丸山
――完勝できた要因を教えてください。
「練習などでも意識していましたが、やはり決定力の低さが試合になると出やすいチームだなと思います。そこで失点して焦って負ける試合も多くありました。今回は春に比べてチャンスをモノにすることができていたので、それが要因だと思います」
中村
――次につなげたい点があれば教えてください。
「次からも強い相手とやっていかなきゃいけないので、その時もしっかり自分のプレーをして最小失点でチームの勝利に貢献できたらいいなと思います」
成瀬
――自分の得点シーンを振り返っていかがですか。
「正直入るとは思っていたのですが、いつもだったら焦ってしまうのが落ち着いて決められたので良かったです。また丸山さんがいいパスを出してくれたので決めないと、という気持ちがありました」
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