
国士大に快勝! 連敗ストップ/関東大学1部リーグ戦
2連敗と悪い流れの中迎えた今試合。相手は今年度からともに1部リーグに昇格した国士大。序盤からさまざまな形で得点を奪いリードすると後半もその勢いは衰えず終始相手を圧倒し勝利を収めた。40分間自分たちのバスケを貫き、今後に向けて弾みをつける結果となった。
◆8・20〜11・8 第98回関東大学1部リーグ戦(国立代々木競技場第二体育館他)
▼10・22 対国士大2回戦(明治大学和泉キャンパス)
○明大87{25―15、17―16、25―13、20―16} 60国士大
スターターは、PG山内龍也(国際3=土浦日大)、SG吉村公汰(営4=土浦日大)、SF勝山大輝(法4=正智深谷)、SF田邉太一(情コミ3=福岡大大濠)、PF伊藤治輝(政経2=桐光学園)。
今試合の明大は一味違った。相手はリーグ1巡目で勝利を収めた国士大。しかし「勢いに乗らせると手ごわいチーム」(田邉)と油断できない相手だ。第1Q、伊藤のミドルシュートで先制点を上げると、その直後にもシュートを沈め連続得点を挙げた。それに応えるように田邉もファウルをもらいながらレイアップを沈め、フリースローを獲得。これをしっかりと決め、完全に勢いに乗った明大は得点を次々に重ねていき前半を42―31で終えた。後半に入っても明大の勢いは止まらない。第3Qには勝山が2連続でスリーポイントを決めるなど25得点。勝山はこの日3Pシュートを11本中4本成功と調子の良さを見せた。第4Qに入ると審判にファールを取ってもらえないことで試合が荒れる場面もあったが、リードをしっかり守り抜き、87―60と20点以上差をつけ勝利した。
今試合が体調不良からの復帰戦となった若月遼(政経4=北陸)は「緊張したが、ホームゲームだったのでいつも通りプレーできた」と語った。そんな若月は3Pシュート2本を含む8得点、5リバウンドと復帰戦として上出来な結果を残し明大の勝利に貢献した。
次戦は1巡目で敗れた早大。入替戦に影響する重要な試合だ。「勝つのは当然。1巡目の時につけられた点差よりも相手を突き放して勝ちたい」(田邉)と気合十分。リーグ戦も佳境に差し掛かってきた。ここからは明大バスケ部の真価が問われる時だ。
[島田五貴]
試合後のコメント
田邉
――試合を振り返っていかがですか。
「入りからいい雰囲気でできていて、点差も広がって自分たちのやりたいことができたので、今日はいい試合だったと思います」
――前半の流れが良かった要因はどのようなところですか。
「おのおのが打つべきシュートを打って、アタックするところをアタックして無理だと思ったら外にさばいていくというミスのなさがイージーシュートにつながって結果前半のいい流れになったと思います」
若月
――試合に出場できていない間はどのように過ごされましたか。
「ずっと入院していたので携帯で試合見て応援していました。戻ってきたときには体重が3~4キロ落ちて体力も落ちていたので、リハビリを頑張っていました」
――次戦への意気込みをお願いします。
「入替戦をしないで済むように明日もしっかりと準備をして勝ちたいと思います」
関連記事
RELATED ENTRIES