三井 奮闘するも決勝進出には及ばず/全日本大学グレコローマン選手権
新体制になって初の公式戦、全日本大学グレコローマン選手権初日が行われた。明大からは8名の選手が出場。三井潤(法3=鹿島学園)が準決勝、岩井知史(文2=前橋西)、槇井大伍朗(法2=関西)が準々決勝に進むも、あと一歩及ばず。決勝進出には届かなかった。
◆10・19~20 全日本大学グレコローマン選手権(駒沢体育館)
▼55キロ級
内田―― 1回戦敗退
▼60キロ級
塚田――1回戦敗退
▼63キロ級
三井――準決勝敗退
▼67キロ級
谷津――2回戦敗退
▼77キロ級
山崎――2回戦敗退
▼87キロ級
岩井――準々決勝敗退
▼97キロ級
槇井――準々決勝敗退
▼130キロ級
大浦――2回戦敗退
収穫と課題が見えた大会初日となった。準々決勝で迎えた相手は吉永(近大)。全日本選手権にも出場経験のある実力者だ。「手足が長くて、リーチがある選手。組まれてしまったら取られると思ったので距離を置いた」。試合開始25秒、パッシブを取り1点を獲得する。その後、場外で1点を許し同点に追いつかれてしまう展開に。だが、第1P残り16秒。「重点的に練習してきた」という腕取りが決まり2点の追加に成功。最終的にはスコア3―2で勝利を収め、日頃の成果が発揮された試合となった。
続く準決勝、相手はフリースタイルを専門とする荻野(山梨学大)。試合開始直後にパッシブで1点を奪い、順調にいくと思われたが「力が強くてそり投げが上手だった」。第2Pでグラウンドからローリングを決められてしまい、テクニカルフォール負け。「昨年度この大会が2位だったので、2位以上を目指していたが敗れてしまい残念」。悔しい敗戦となった。
今試合を通して課題に挙がったのは「グラウンドの守り」。準々決勝では技が決まった一方で、準決勝ではグラウンドから得点を奪われ課題点が見えた試合となった。明日はRepechageが行われる。明大からは4名の選手が出場予定だ。「(気持ちを)切り替えてとりあえず3位取れるようにしたい」。少しでも多く白星を挙げ、明大の順位を上げたいところだ。
[安室帆海]
試合後のコメント
三井
――今大会の結果を振り返っていかがですか。
「昨年度この大会2位だったので、それかそれ以上かを目指していたのですが準決勝で敗れてしまって残念です」
――準々決勝の手応えはどうでしたか。
「最初は要らない失点をしてしまったのですが、自分の得意な腕取りで点を取れることができたので、悪くないのではないかと思っています」
――明大全体の成績を振り返っていかがですか。
「みんな負けてしまって明日残るのが4人なので、明日3決があるので少しでも明治のポイントを稼いで上位になれるように頑張りたいと思います」
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