注目選手インタビュー ~中編~

2022.10.18

 9月1日より新体制を迎えた明大レスリング部。明日、全日本大学グレコローマン選手権が行われる。今回はレスリング部の魅力をお伝えするため、注目選手6人に自身のプレーや今後の意気込み、レスリングの魅力などについて伺った。

 

 中編は三井潤(法3=鹿島学園)、太田匠海(営2=いなべ総合)のインタビューをお送りします。(この取材は9月1日に寮で行われました)

 

三井

――自己紹介をお願いします。

 「法学部3年の三井潤です。階級はグレコローマンスタイル(以下、グレコ)63キロ級です」

 

――自分の強みは何ですか。

 「ディフェンスですね。あまりポイントをやらないで、いつも2点差とか1点差で勝つのがスタイルなので」

 

――春シーズンを振り返ってみていかがですか。

 「6月の明治杯で5位に入賞して、いいスタートだったのですが、インカレは年下の選手に負けてしまって、ベスト8で終わってしまいました。10月にグレコの全国大会があるのですが、そこで昨年度は準優勝だったので(今年度は)優勝できるように頑張ります」

 

――レスリングの面白いところは何ですか。

 「レスリングの魅力の一番は試合で勝つこと。自分はそんなに技はないのですが、地味なスタイルで勝てた時はうれしいです」

 

――食事面で意識していることはありますか。

 「そんなに意識していることはないのですが、減量があるのであまりジャンキーなものやお菓子とかジュースとかを食べないようにしています」

 

――新体制での役職は何ですか。

 「主務です。部のお金のこととか試合の申し込みとか、ちょっと面倒くさいことですけど、ちゃんとやります(笑)。あと、最高学年なので選手としていい成績を残せるようにしたいです」

 

――レスリング以外で好きなスポーツはありますか。

 「格闘技とかは好きです。小1小2からレスリングやっていて、サッカーは小2までやっていたのですが、辞めさせられましたね、お父さんがレスリングやっていたのでレスリングやれって(笑)」

 

――次に向けて意気込みをお願いします。

 「明治でグレコやる人少なくて、自分は数少ないグレコ専門でやっているので、少しでもいい成績残したいです。明治大学としての順位も出るので、昨年度(の6位)と同じかそれ以上の順位を明治としても目指せるように頑張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 


太田

――自己紹介をお願いします。

 「65キロ級、経営学部2年の太田匠海です」

 

――自分のアピールポイントはなんですか。

 「攻めるタックルが人よりも多く、そこが持ち味かなと思います」

 

――ライバル選手はいますか。

 「最近山梨学大の選手に3連敗しているので、そこに勝ちたいです。チーム内では同期の加賀田柊生(政経2=文化学園大杉並)は同じ階級で、出場争いもあるのでライバルですね」

 

――春シーズンの調子はいかがでしたか。

 「あまりよくなかったです。大会に出てはいたのですが、結果がでなかったです。攻められずに終わってしまう試合ばかりで、もう少しできたかなというのはあります」

 

――今練習で強化しているところはどこですか。

 「タックルに入る過程です。相手を崩して入るというのをずっと練習しています」

 

――レスリングの面白さは何ですか。

 「取られる場面からの逆転や、取られそうで取られないというギリギリのせめぎ合いが見どころだと思います」

 

――寮では自炊生活だと思いますが、得意料理はありますか。

 「唐揚げです。寮の台所は広くないですが、人がいないときに作ります」

 

――面白いエピソードがある選手はいますか。

 「面白い人は重量級の伊藤慧亮(営4=小諸商高)さんです。あれはやばいです(笑)。もう引き出しが多いし、バリエーションがすごい。同部屋の小山田滉紀(農3=八戸学院光星)さんと伊藤慧さんが結構いじられる2人で、自分はツッコミです。同部屋は仲が良くて、部屋会もよくやります」

 

――最後に、次の大会の目標を聞かせてください。

 「まず自分の動きをしっかりとすること。そして今まで負けた相手に自分のレスリングをして勝つこと。偶然ではなく力をつけて勝ちたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[澤尚希、末吉祐貴]

 

三井 潤(みつい・じゅん)法3、鹿島学園高、165センチ、61キロ

 高さ100メートルを誇る地元茨城県の竜神大吊橋のバンジ―ジャンプの経験がある。

太田 匠海(おおた・たくみ)営2、いなべ総合高、167センチ、65キロ

 暇な時間はNetflixで時間を潰している。最近見たのはアニメ『ブラッククローバー』。