
注目選手インタビュー ~前編~
9月1日より新体制を迎えた明大レスリング部。明日、全日本大学グレコローマン選手権が行われる。今回はレスリング部の魅力をお伝えするため、注目選手6人に自身のプレーや今後の意気込み、レスリングの魅力などについて伺った。
前編は坂井孝太朗主将(文3=花咲徳栄)、鴇田昇大(文4=足利大付)のインタビューをお送りします。(この取材は9月1日に寮で行われました)
坂井
――自己紹介をお願いします。
「文学部、3年生の坂井孝太朗です。階級は92キログラム級でやっています。新しくキャプテンをやらせていただくのでがんばりたいと思っています」
――キャプテンはどうやって決まったのですか。
「監督、コーチ陣と、あと4年生で決めてもらいました」
――自分の注目してほしいポイントを教えてください。
「自分の注目してほしいポイントは、自分がどんどん攻めるタイプなので、積極的なタックルや組手に注目してほしいと思います」
――ライバル選手はいらっしゃいますか。
「自分が思っているライバルは、拓殖大の三浦選手です。昨年度のインカレチャンピオンだったりして、自分も勝ったことなくて、3回今までやっていて、僅差で負けたりとか多くて、その選手に自分からのライバル心なのですが、自分は倒したいなと思っています」
――春シーズンを振り返っていかがですか。
「ケガが多くて、リーグ戦も出場できず、インカレも途中ケガしてあまりいいパフォーマンスができなかったのもあって、ケガが多かった春だったと思います」
――今のコンディションはいかがですか。
「今もケガをしていて全然できない状態なのですが、治して今後の試合に向けて調節していきたいなと思います」
――レスリングの魅力を教えてください。
「おそらくレスリングになじみのない方はルールが分からないと思うのですが、激しい動き、攻防、タックルであったり、見ていてすごいとは思うと思います。あとは6分間で後半から行く選手とか、前半から行く選手とか、さまざまな種類の選手がいるので、そういうのを見るのは面白いと思います」
――次の目標と意気込みをお願いします。
「直近にあるのは国体なのですが、新潟県代表で出るのでいい結果が残せたらいいなと思います。あと、今後は内閣総理大臣杯、天皇杯、全日本選手権があるのでそこに出場できたらしっかり上位入賞できるように、キャプテンとしても、個人の選手としてもこれから頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
鴇田
――自己紹介をお願いします。
「鴇田昇大、文学部、フリースタイル57キロ級です」
――レスリングを始めたきっかけを教えてください。
「小学時代に相撲大会で2位になって、両親に相撲をやりたいと話したところ連れていかれた場所がレスリング場でした」
――明大に進学した理由を教えてください。
「両親からいい大学に進学してほしいと言われて中学2年生の頃に明治大学のレスリング部に入りたくて高校でもレスリングの強豪校に行って頑張って入学しました」
――目標にしている選手を教えてください。
「僕がフリースタイルになったきっかけがチャミゾ選手(イタリア)で、タックルに入られた状態から点数を取るのが強いスタイルに憧れています」
――春シーズンを振り返っていかがですか。
「今年度は全然勝てない試合が続いて、日本一を目指してやってきた中でその前で敗れてしまったのが悔しいです」
――レスリングの面白い点を教えてください。
「個人スポーツなので勝っても負けても自分の責任ですし、マットに立つ時は道具なしで体だけで戦うことに魅力があります」
――趣味を教えてください。
「バーベキューや友達とのドライブが好きです。アウトドアが好きです」
――休日はどのように過ごしていますか。
「基本的に自分から出かけることはしません。たまに同部屋の内田創太郎(政経4=埼玉栄)たちと温泉でゆっくりすることはあります」
――今後の活躍を期待している後輩を教えてください。
「普段一緒に練習をする同じ階級の志村優充(営1=足工大附)と葛城壱星(農1=県立和歌山北)、塚田京(農1=埼玉栄)は実力がついてくれば上に行けると思うので頑張ってほしいです」
――次の目標と意気込みを教えてください。
「1カ月後の10月にある栃木国体で地元の選手としていい成績をとって栃木県に貢献したいです」
――ありがとうございました。
[安室帆海、石田聖]
◆坂井 孝太朗(さかい・こうたろう)文3、花咲徳栄高、180センチ、86キロ
以前のオフシーズンには、10日間ほど地元の新潟県に帰省したそう。
◆鴇田 昇大(ときた・しょうた)文4、足利大付高、164センチ、61キロ
好きな女性のタイプは面白くて一緒にいて落ち着くような愛嬌がある人。
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