
留学生抑えきれず 後半大量得点するも敗北/関東大学1部リーグ戦
3連勝で迎えた今試合は1巡目に勝利した日体大と対戦。序盤は相手チームの留学生に苦戦し22点差と大差をつけられ前半を終える。しかし第3Qではチームの連携が光り大量得点。10点差まで縮めた。第4Qでもその勢いのまま攻撃が続いたが点差は埋まらず、77―90で連勝はストップした。
◆8・20〜11・6 第98回関東大学1部リーグ戦(国立代々木競技場第二体育館他)
▼10・15 対日体大2回戦(アダストリアみとアリーナ)
明大77{19―26、9―24、24―12、25―28} 90日体大○
スターターは、PG山内龍也(国際3=土浦日大)、SG吉村公汰(営4=土浦日大)、SF勝山大輝(法4=正智深谷)、SF田邉太一(情コミ3=福岡大大濠)、PF伊藤治輝(政経2=桐光学園)。
前半は第1Qから留学生を攻撃の軸にして攻めてくる日体大に対応できず、大量得点を許してしまう展開に。それでも結城や平松のドライブがさえ、相手のブロックを受けつつも果敢に攻め込んでみせた。しかし第2Qでは攻撃の糸口がつかめずわずか9得点と窮地に追い込まれる。ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスを巧みに使い分けるも終始圧倒され、28―50で前半が終了した。
追いかける形で迎えた後半。第3Qでは粘り強いDFで相手のオフェンスを24秒間守り切る場面も。さらに、パスカットを積極的に狙い速攻につなげて流れを一気に引き寄せる。残り時間1分には怒涛(どとう)の3連続得点で10点差まで追い上げた。続く第4Qでは3Pシュートで点差を詰める作戦に。「3Pシュートを全員が打てるというのがうちの強み」(勝山)と全員でゴールを狙う。最後まで諦めず攻守ともに走り続けたが、77―90で惜しくも敗戦となった。
連勝は途絶えてしまったが、リーグ戦は残り8試合とまだ続いていく。今試合で明大の最多得点を獲得した伊藤治は「自分が一番点を取ってチームを勝たせるくらいの気持ちで頑張りたい」と宣言した。次戦は大東大との対戦。こちらも1巡目では勝利した相手だ。今回の敗戦を糧に見つけた課題を改善し、次こそ勝利をつかんでみせる。
[尾﨑陽菜]
試合後のコメント
勝山
――チームの調子はいかがでしたか。
「3連勝していたのですが油断せずに、(試合に)出るメンバーも出ないメンバーもスカウティングに取り組んでくれたので、全体的にはすごく調子は良かったと思います」
――次戦への意気込みをお願いします。
「次戦は大東大で、首位を狙っているチームだと思いますが、自分たちのバスケットをするというのは変わらないと思いますし、そこは自信を持って、試合の入りで全員勢いに乗れば勝てると思うので頑張りたいと思います」
伊藤治
――試合を振り返っていかがですか。
「前回まで3連勝していて、勢いはどのチームよりもあったと思いますが、相手の留学生に対しての守り方はもう少し工夫できたと思います。最後の最後で走り切れた部分はあったのですが、相手の高さという部分は最後まで対応し切れなかったので、そこはチームで改善していきたいです」
――相手チームの留学生への対策はありましたか。
「対策はしていたのですが効かなかったです。でもあのような選手は他のチームにもいますし、そういう選手に勝たないと上に行けないということは分かっているので、インカレに出てもしまた戦う場面があったら絶対に勝ちにいきたいと思っています」
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