
2次リーグ初戦も快勝 秋季リーグ戦10連勝を飾る/関東女子大学2部リーグ戦Bブロック
1次リーグ戦を全勝で終え、迎えた2次リーグ戦。明大は第1Qからシュートが当たり、前半だけで52点を稼ぐ。後半になり、勢いは落ちてしまったものの、そのリードをキープしたまま試合終了。連勝記録は途切れさすことはなく、10連勝を飾った。
◆8・27~10・30 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)
▼10・9 対玉川大2回戦(深谷市総合体育館)
◯明大83{26―19、26―17、17―15、14―16}67玉川大
スターターはPG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF神山南帆(文1=白鴎大足利)、SF佐藤美怜主将(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。
「今試合は当たりすぎなくらいシュートが当たっていた」(新林)。その言葉の通り、第1Qから明大の猛攻が玉川大を襲う展開。ゴール下、ミドル、アウトサイドとあらゆる場所からシュートを決め、前半は圧倒的な明大ムード。後半はシュートが入らなくなり、差を詰められる場面はあったものの「いったん流れが悪くなるのは分かっていた」(新林)と焦らない。オフェンスリバウンドやフリースローで要所をモノにし、着実に得点。結局、前半の得点差を詰められることなく83-67で2次リーグ戦初戦も白星を飾った。
「リーグ戦全体的に、チームは好調ではない」(新林)。確かにこれまでの試合は、結果だけ見れば白星のみ。しかし、内容を見ると苦しんだ試合の方が多い。実際、1次リーグ戦で玉川大と当たった時はリードをしつつも5点差。辛くも勝利を収めていた。「苦しいときには個の力で攻め、リバウンドなどのバックアップに積極的に動く」(新林)。個人技で攻めつつも、その個人技が生きるように周りがプレーすることで攻守両面にいい影響を与え、接戦でも勝ち切ってきたようだ。
次戦は関学大と、当たり前だが1次リーグ戦で勝利した相手との戦いが続く。いいスタートを切っただけに、次戦もいい形での勝利を目指したいところだ。2次リーグ戦ももちろん全勝が目標。圧巻の成績を残し、2部リーグ戦Aブロックへと進みたい。
[菊地秋斗]
試合後のコメント
新林
――今試合におけるディフェンスの意識を教えてください。
「相手の4番がピックが上手な選手だったのでそこの注意と、キーマンになる選手にボールを触らせないように動くことを意識していました」
――課題は何でしょうか。
「流れが悪くなったときや、体力が落ちてきたときに人もボールも動きが止まってしまうことです。もう少し流れをつくって動かないと勝てない試合が出てくると思います」
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