
秋季リーグ7戦目 日大に悔しい敗戦/秋季関東大学1部リーグ戦
秋季リーグ7日目は日大と対戦した明大。第1、2セットは相手のペースにのまれセットを献上。第3セットは取り返すも、続く4セット目を取り切ることができず1-3でゲーム終了。悔しい敗戦となった。
◆9・3~11・6 秋季関東学生1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼9・25 日大戦(会場名非公開)
明大1{23-25、24-26、25-21、22-25}〇日大3
<スターティングメンバー>(ローテーション順)OH工藤有史(政経3=清風)、MB金田晃太郎(政経2=駿台学園)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH岡本和也(政経2=五所川原工)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S近藤蘭丸(文1=東福岡)、Li武田大周(政経3=松本国際)
3、4セット目MB金田⇄MB溝井健太(商3=洛南)
秋季リーグ7戦目は日大と対戦した。流れを決める第1セット。中盤の連続失点から3点のリードを許す明大だが、坂本の力強いスパイクなどで徐々に差を詰めていく。2段トスを安井が打ち切り、セットカウントは20-21に。そこから逆転したいところだったが、流れに乗り切れずセットを献上した。続く第2セット。序盤に4連続得点しセットカウントを6-3にする。しかしタイムアウト明けから日大に勢いが傾き、6連続得点を許してしまう。力強い安井のスパイクでジュースに持ち込ませるも、粘り切れず24-26で2セット目を落とした。
後のない第3セット。乱れたボールを工藤がスタンディングで打ち、3連続得点につなげる。サイドアウトを取り合う展開の中、相手のミスでブレークすると、続く坂本のサーブがノータッチエースとなり19-16に。最後は工藤のサーブがネットインし、これがサービスエースとなり、3セット目を取り返した。迎えた第4セット。3セット目から起用された溝井がクイックを決め、序盤のリードを取り返していく。岡本と坂本が連続でブロックポイントを生み、セットカウントは16-18に。嫌な流れを断ち切れず22-25で試合は終了。逆転を目前にあと一歩のところで攻め切れず敗戦を喫した。
先週は格上の東海大にフルセットまで持ち込んだ明大。「東海大と試合したときの勢いを今日も出そうと話していた」(工藤)。しかし終始日大に押される苦しい試合展開となった。「やはりサイドが決め切れないと勝てない」(安井)。見つかった課題に向き合い、次こそは勝利をつかむ。
[上原朋子]
試合後のコメント
安井
――次の試合に向けて強化するところはございますか。
「2段トスの打ち込みをしようと考えていることとサーブです。競っている場面でサーブを攻められないと、Aパスを入れられて相手のスパイカーの枚数が増えてしまうので、その辺りを強化したいです」
工藤
――課題はございますか。
「今日のような自分たちに流れを持ってこられない試合で、自分がチームを良くできないとまたこのような試合になったときに同じことをしてしまうので、その辺りをもっと練習から意識してやらないといけないと思いました」
溝井
――今日の試合を振り返っていかがでしょうか。
「負け試合が続いていて、今日は落とせない試合でした。雰囲気が悪かったし、少し硬さもあってチームが乗らなかったところはあったと思います」
坂本
――日大の強さについていかがでしょうか。
「パイプ攻撃を使うなど、Aパスが入った時の攻撃の多さは非常に強い点だと思います」
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