連勝ならず 国士大に大敗/関東学生秋季1部リーグ戦

2022.09.18

 秋季リーグ6戦目の相手は立体ディフェンスが特徴的な国士大。前半を16-18の僅差で終えるも、後半は決定力を欠き、点差を一気に離される。完全に相手の流れになってしまい、最終的に25―38の大差で敗北した。

 

◆8・27~10・2 関東学生秋季1部リーグ戦(中大多摩体育館他)

▼9・17 対国士大戦(日大八幡山体育館)

明大25{16―18、9―20}38国士大〇

 

 「反省すべき点が多かった」(可児大輝主将・政経4=中部大春日丘)。この日の相手は、春季リーグで立体ディフェンスに苦しめられ、惜敗した国士大。試合開始早々に先制されるも、直後に得点を奪う。しかし、明大は追いかけるばかりでなかなか主導権を握ることができない。前半27分に谷口尊(商3=北陸)のシュートで初めてリードするも、すぐに同点に追い付かれる。ここから粘ることができず、3連続失点を許し、前半は15―18で終了した。

 

 後半は前半終了間際に退場者を出してしまったことが響き、相手に2連続で得点される。そのまま試合のペースは国士大に。「相手のディフェンスに対して、自分たちがうまく対応できなかった」(加藤良典監督)。そして試合は相手の一方的な展開のまま終了。連勝を目指したものの、25―38と大きく点差をつけられ、苦しい試合となった。

 

 「途中から諦めた雰囲気で試合を進めてしまった」(清水裕翔・営4=氷見)。「ディフェンスで守り切れないで、速攻に出せなかった」(加藤監督)と、秋季リーグ終盤にして多くの課題が見つかった。今試合の反省を生かし、残り3戦を白星で飾りたい。

 

[末吉祐貴]

 

試合後のコメント

加藤監督

――試合を振り返ってみていかがですか。

 「1試合を通して、ディフェンスでの失点が多かったです。オフェンスでもうまく崩し切れず、逆にカウンターを食らってしまったので、ディフェンスもオフェンスも良くない試合でした」

 

可児

――相手の対策は何かしていましたか。

 「練習では立体のディフェンスにうまく対応できたのですが、試合ではギャップが出て、ミスが多くなってしまいました」

 

清水

――次戦への意気込みをお願いします。

 「今日の失敗を繰り返さないように、(気持ちを)切り替えて頑張ります」