
明学大に勝利 リーグ戦4連勝に/関東大学2部リーグ戦Bブロック
リーグ戦3連勝で迎えた今試合の相手は明学大。序盤から一進一退の攻防が続き、前半の得点は明大がわずかに3点リードして終える。後半では明学大が得意とする3Pシュートに苦戦。それでも、粘り強いディフェンスから得点を続け勝利を収め、リーグ戦の連勝記録は4連勝となった。
◆8・27~10・30 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)
▼9・11 対明学大戦 (エスフォルタアリーナ八王子)
〇明大69{23―15、16―21、12―16、18―11}63明学大
スターターはPG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF神山南帆(文1=白鴎大足利)、SF佐藤美怜主将(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。
連日の試合となったが「連戦はきついがリーグ戦に向けて練習してきたから自信はある」(沖)と強気の姿勢で臨んだ明学大戦。試合開始から拮抗した状態が続いた。第1Qは山本を起点にオフェンスを組み立てようとするが相手のディフェンスに阻まれる。しかし、第1Q終了間際に沖がバスケットカウントを沈め、流れは明大に傾く。「ジャンプシュートが1番得意で、そこが落ち着いて入ったので自分のペースに持っていった」(神山)。第2Qでは神山のシュートが光り、第2Qだけで12得点の活躍を見せた。前半は39―36と明大がリードを残した状態で折り返す。
後半は相手の持ち味である3Pシュートが牙をむく。第3Qには合計4本の3Pシュートを決められ、流れは明学大へ。明大も負けじと得点するが、ついに逆転を許してしまう。1点差で迎えた第4Q。開始から沖が3連続で得点し、明学大の流れを断ち切る。ディフェンスでは「ボールをもらわせないようにディナイを張ることを意識した」(神山)と3Pシュートの対策を徹底し、得点を防いだ。明大は一本一本シュートを確実に決め切り再び逆転する。その後は明大がリードを堅守し、最終的に69―63で勝利した。
一時、危ない場面も見受けられたが、明大が意地を見せた今試合。結果としてリーグ戦の連勝記録を伸ばすこととなった。次回の対戦相手は東女体大。この記録をどこまで伸ばすことが出来るか期待がかかる。
[戸部匡貴]
試合後のコメント
沖
ーー今日の試合をどのように振り返りますか。
「自分たちのやることをしっかり徹底して、ミスをゲームの中で修正しながらできたかなと思います」
ーー明学大のイメージはどのようなものですか。
「3Pシュートをよく打ってくるチームで、一人一人の能力が高いのでチーム全員で守ることを意識していました」
神山
ーーリバウンドでチームとして意識したことはありますか。
「リバウンドで弾いたボールとかが転がったとき、そこに飛び込むように頑張っていました」
ーー第3Qと第4Qの間で何か話したことはありますか。
「3Qのオフェンスがあまり良くなかったので、練習でいつも通りやっていたことをやろうと話しました」
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