
秋季リーグ3戦目 順大に逆転勝ちし初勝利/秋季関東大学1部リーグ戦
秋リーグ3戦目は順大と対戦した。1、2セット目は相手の高いブロックに阻まれ、セットを落としてしまう。流れが変わったのは第3セット。交代で入ったメンバーが活躍を見せ、ジュースの末にセットを獲得した。続く4、5セット目も勢いそのままに、逆転で勝利した。
◆9・3~11・6 秋季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼9・10 順大戦(日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館)
〇明大3{16-25、22-25、29-27、25-17、15-8}2順大
〈スターティングメンバ―〉(ローテーション順)
S林秀海(法3=松本国際)、OH工藤有史(政経3=清風)、MB金田晃太朗(政経2=駿台学園)、OP西﨑康真(文3=清風)、OH澤口将太郎(法3=札幌藻岩)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、Li武田大周(政経3=松本国際)
2セット目
OH澤口⇄OH岡本知也(政経2=五所川原工)
3セット目
S林⇄S近藤蘭丸(文1=東福岡)
4セット目
OP西﨑⇄OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)
大事な第1セット。順大の高いブロックに苦戦し、スパイクを決め切れず点差が開いていく。最後は4連続で相手に得点を許してしまう。完全に順大のペースにのまれセットを落とした。第2セットも流れを引き寄せられなかった。サイドアウトを取り合う展開。点差を広げ、セットカウントは11-7に。そのまま押し切りたいところだったが、またも最後は4連続で得点を与え、22-25でセット終了。
後がなくなった3セット目。長いラリーが続くが、リバウンドを何度も取り、得点につなげた。お互いに点を取り合い、相手のマッチポイントを迎える。工藤のスパイクで24-24の同点に戻すと、最後は工藤と金田のブロックが決まり29-27で第3セットを取り返した。「4、5セット目に攻め続けられたことが勝ちにつながった」(工藤)。続く第4セット。明大の攻めの姿勢が相手のミスを誘い、4連続ポイントを取る。積極的にブレークを取り、25-17の大差でセットを獲得した。勝敗が決まる最終セット。第4セットから起用された坂本がサーブで相手陣を崩すと、セットカウントは5-2に。相手にブレークを許すことなく、最後は安井がスパイクを決めて試合終了。秋季リーグ戦初の勝利を飾った。
[上原朋子]
試合後のコメント
安井
――試合を振り返ってみていかがですか。
「3セット目からはセッターを変えるなど、いろいろ起用して勝てたというのは今後の全日本大学選手権などを含めても大きな収穫で、1勝できたことも良かったです」
工藤
――今後の課題はありますか。
「今日は流れを変えて勝てたからいいのですが、やはり最初に自分たちから崩れてしまうことが多いので、ミスを減らすというのが1番の課題かなと思います」
武田
――ラリーが長い試合でしたが、リベロとしていかがでしたか。
「もう少し自分が触れるような場面を作りたかったし、自分のレシーブから流れを作れたらいいなと思っていましたが、サーブキャッチも自分以外が狙われて、ディグもいまいち上がらない状況でした。ブロックに指示を出したり、相手が狙っているところを考えて自分が入れたらもう少し早めに流れが変わったかなと思います」
岡本
――試合を振り返ってみていかがですか。
「3セット目は自分の持ち味のレシーブやディグを結構上げることができたので、そこが良かったと思います」
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