
3年ぶりのホーム戦 中大に快勝/関東学生秋季1部リーグ戦
秋季リーグ戦(以下、リーグ戦)5日目は3年ぶりに明大和泉体育館での開催となった。日本代表合宿からチームに復帰した可児大輝主将(政経4=中部大春日丘)を中心に、得点を量産。春季リーグ戦で敗北を喫した中大に大差をつけ、勝利した。
◆8・27~10・2 関東学生秋季1部リーグ戦(中大多摩体育館他)
▼9・11 対中大戦(明大和泉体育館)
〇明大41{18―15、23―17}32中大
「立ち上がりから本当にチーム状況が良かった」(可児)。明大は前半4分まで中大に得点を許さないまま4点を獲得し、スタートダッシュに成功する。この展開に中大はたまらずタイムアウト。その後、連続得点で同点に追い付かれてしまう。しかし、今日の明大は違った。流れは中大に移ったかと思いきや、可児の連続得点やキーパー荒田隼弥(法3=洛北)の好守などで、中大を突き放す。主導権を渡さず、18―15で前半を終えた。
後半は可児の反転シュートから始まった。前半の勢いそのままに得点を量産し、中大との差をどんどん広げる。点差を一向に縮められることなく、41―32の大差で勝利。特に、可児は前後半合計で16得点とチームの快勝に大きく貢献した。
しかし「試合終わり(間際)の雰囲気が課題。リーグ戦は得失点差が大事になるが、(最後)気が緩んだ部分があった」(石田知輝・農4=洛北)と反省点も見つかった。折り返しを白星で飾った明大。来週からは後半戦が始まる。この勢いのまま、後半戦を走り抜けてほしい。
[末吉祐貴]
試合後のコメント
可児
――試合後半を振り返ってみて、いかがですか。
「後半も序盤からよくできたなと思いました。1試合通して、チームで(集中を)切らさずにできたのが本当に良かったです」
――課題はありますか。
「(自分たちが劣勢で)点差が開いた時に、どうやってチームの流れを悪くならないようにするかが難しいところなので、チームでもう一回見つめ直して、頑張りたいです」
石田
――チームの雰囲気がかなり良かったように思えました。いかがでしたか。
「3年ぶりのホーム戦だったので、いつもの体育館で、いつもの雰囲気で(試合に)挑めたかなと思います」
――次に向けて、意気込みをお願いします。
「来週は2試合あるので、しっかり練習して、相手の対策をして臨みたいと思います」
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