
リーグ戦3連勝 玉川大に競り勝つ/関東大学2部リーグ戦Bブロック
リーグ戦3戦目の今試合の相手は玉川大。序盤は明大のペースで進むも勢いに乗り切れず、苦しい展開に。1度はリードを許すが、ディフェンスから組み立て直し再びリードを奪う。最後まで粘る相手を振り切り、6点差で勝利。リーグ戦3連勝を飾った。
◆8・27~10・30 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)
▼9・10 対玉川大戦 (エスフォルタアリーナ八王子)
〇明大64{20―14、13―15、20―17、11―13}59玉川大
スターターはPG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF神山南帆(文1=白鴎大足利)、SF佐藤美怜主将(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。
序盤から気の抜けない展開となった。第1Qは開始から4分は膠着(こうちゃく)状態が続く。それでも、8-8から沖が3Pシュートを決め、リードを奪う。そこから、大きく点差は開かないものの、明大のペースに。第1Qを6点リードで終えた。この勢いを持続させたかったが、相手もそう甘くはない。第2Qは、攻守で思い通りに行かない苦しい展開に。それでも、点差は大きく変わらず33-29で前半を折り返した。
後半に入り攻防が激化する。第3Qは開始早々ディフェンスの緩みを突かれ、1度は逆転を許すなど流れが相手に傾きかける。それでも「競るのは想定内だったので、落ち着いてプレーできた」(沖)と守備の意識を立て直し、徐々に流れを引き寄せた。スティールから得点という攻撃パターンも確立し、再びリードを奪う。最後まで気を抜けない展開が続いたが、粘り強く守り切り64―59で勝利した。
これでリーグ戦3連勝となった。リーグ戦は始まったばかりだが「とりあえず1周目、全勝したい」(沖)と意気込みを語る。連戦となる次戦の相手は明学大。全勝優勝に向け、負けられない戦いが続く。
[松田遥歩]
試合後のコメント
沖
ーー前半は調子が良かったですがいかがですか。
「前半2試合で自分たちのやることができていなくて、そこを修正しようと1週間詰めてきました。前半はやはり出だしの部分で自分たちのプレーができたのかなと思います」
ーー相手チームの声や勢いはいかがでしたか。
「『自分たちは自分たち』というのは徹底していたので、あまり相手の流れに対して危機感を抱いたりすることはあまりなく、気持ちでゆとりを持ってできたと思います」
山本
ーー気が抜けない展開でしたが何を意識しましたか
「相手がファールゲームでガンガン当たってくると思っていました。逃げたりせず自分たちが強気で最後まで攻め切ることができたのでそこは良かったかなと思います」
ーー今後の意気込みをお願いします。
「まだまだ試合が続いて、苦しい展開もあると思うのですが、強気で攻めて何とか接戦も勝ち切っていけるようにしたいです」
関連記事
RELATED ENTRIES