秋季リーグ戦2戦目 中大に1-3で敗戦/秋季関東大学1部リーグ戦

2022.09.05

 リーグ戦2回戦の相手は中大。明大がリードする場面もあったが、逆転で第1セットを奪われる。第2セットは25-21で取り返すも、続く第3・4セットを落としてしまい、惜しくも勝利を逃した。

 

◆9・3~11・6 秋季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)

▼9・4 中大戦(会場名非公開)

明大1{24-26、25-21、25-27、30-32}3中大〇

 

〈スターティングメンバ―〉(ローテーション順)

OH工藤有史(政経3=清風)、MB金田晃太朗(政経2=駿台学園)、OP西﨑康真(文3=清風)、OH澤口将太郎(法3=札幌藻岩)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S林秀海(法3=松本国際)、Li武田大周(政経3=松本国際)

 

 先取したい第1セット。「自分たちのミスで逆転して負けるパターンが多かった」(西﨑)。リードしている局面で2連続でブロックポイントを与えてしまう。お互いブレイクを取り合う展開だったが、最後は中大が逃げ切り、逆転でセットを取られてしまった。続く第2セット目では西﨑が鋭いサーブで切り込み、相手陣を崩すとそのまま得点は明大に。終盤には長いラリーを制し、25-21で順調にセットを獲得した。

 

 流れに乗りたい第3セット。工藤がダイレクトで叩き込むと、相手のミスも重なり4連続で得点を奪う。中盤でも工藤がコーナーぎりぎりのサービスエースを決めた。さらに2点を連取し、セットカウントは12-9に。そのまま押し切りたいところだったが、中大に4連続得点を許してしまう場面もあり、第3セットを27-25で献上した。第4セットは中大を追う展開に。中盤には5連続得点し、13-12で追い抜く。相手のマッチポイントをなんとかしのぎ、ジュースにもつれ込ませた。勢いを維持しセットを取りたい明大。安井や工藤のスパイクで得点を重ねるも、接戦の中サーブでのミスから流れを奪われた。最終的には30-32でセットを落とし試合終了。リーグ戦初の勝利は収められなかった。

 

 次の相手は順大。中大戦は「自分たちから崩れてしまってもったいない試合だった」(工藤)。来週までに課題を修正し、リーグ戦初勝利を目指す。

 

[上原朋子]

 

試合後のコメント

安井

――チームとして意識したことはございますか。

「相手が強い弱い関係なく、自分たちが意識しているところはしっかりやることを全員に声掛けしました。サーブで相手を崩してそこから向こうのブロックを絞って仕掛けるなど良い場面もあったので、そういうところは意識したと思います」

 

工藤

――秋季リーグの意気込みをお願いします。

「春(季リーグ)も連敗スタートで、どこかで良いきっかけを作らないとずるずるいってしまうと思うので、来週は良いきっかけになる試合ができるようにまた1週間準備します」

 

西﨑

――秋季リーグに向けて力を入れていたことはございますか。

 「チームとしてサーブの強化があります。サーブで崩してブロックを取るなど、個人技ではなくてチームとしてのバレーを心がけていきたいです」