
大妻女大に勝利 リーグ戦白星発進/関東大学2部リーグ戦Bブロック
ついにリーグ戦が開幕した。初戦の対戦相手は大妻女大。序盤からリードしていたものの点差は離れず、終始油断のできない展開となった。しかし、終盤に獲得したフリースローを確実に決め切り得点につなげ、76―69で白星を挙げた。
◆8・27~10・30 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)
▼9・3 対大妻女大1回戦 (ウイング・ハット春日部)
〇明大76{14―10、21―21、24―23、17―15}69大妻女大
スターターはPG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF神山南帆(文1=白鴎大足利)、SF佐藤美怜(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。
試合は開始直後から点の取り合いになり、熱戦が繰り広げられた。沖や新林がドライブで果敢に切り込み、相手ファールを誘う。「リバウンドを取った後も全員がゴールを狙う」(山本)と、強気の姿勢がカギとなった。第2Qでは多くの3Pシュートが生まれる。途中で相手に1点差まで詰め寄られるなど、第2Qの得点は21―21と接戦となったが、4点リードで前半を折り返した。
第3Qではチームの連携力が存分に発揮された。スローインからきれいな流れでシュートを決めると、その後も巧みなパス回しで3Pシュートにつなげる。しかし途中で疲れが見え、相手のペースに持ち込まれてしまう。それでも、第4Qではすぐに立て直し、相手のオフェンスを24秒間守り切る場面も。最後まで気を抜けない戦いとなったが、粘り勝ち、最終スコア76―69で勝利を収めた。
見事白星スタートを切った今季のリーグ戦。今試合は一度も相手にリードを許さず、明大としてのプライドを見せた。主将の佐藤は「全勝して、2部Aに昇格したい」と目標を掲げる。次戦は東海大との対戦。連戦と苦しい戦いにはなるが今日の勢いそのままに、今後も勝利を積み上げていくことに期待したい。
[尾﨑陽菜]
試合後のコメント
佐藤
――リーグ戦に向けてどのようなことを練習してきましたか。
「一定のレベルを保つこと、元々の出せる力を底上げすることを意識しました。ディフェンスやローテーションなど、10回やったら10回ともできるように取り組んできました」
――今日の試合に勝利できた要因を教えてください。
「たまたまシュートが入るだけだと40分間持たないので、常にシュートが入り続けるオフェンスや常に守り続けるディフェンスの部分に相手と差があって勝てたのではないかと思います」
山本
――ミーティングでは何を話しましたか。
「一対一で守り切れていなかったことや、決めるべきシュートを決められなかったこと、イージーミスが多かったことについて、明日にはこれらをなくして自分たちの流れに持ち込もうという話をしました」
――次戦への意気込みをお願いします。
「今日の出だしが良くなかったので、最初から自分たちのプレーを出して早い段階から点差を話せるようにしていきたいです」
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