秋季リーグ初戦 惜しくも勝ち星逃す/秋季関東大学1部リーグ

2022.09.03

 秋の戦いが幕を開けた。初戦の相手は日体大。第2セット中盤まで試合の主導権を握るも、逆転を許しセットを奪われる。そこから流れを失い、悔しい敗戦を喫した。

 

◆9・3~11・6  秋季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)

▼9・3 日体大戦(会場名非公開)

明大1{25-19、23-25、23-25、14-25}3日体大◯
 

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

OH工藤有史(政経3=清風)、MB金田晃太朗(政経2=駿台学園)、OP西﨑康真(文3=清風)、OH澤口将太郎(法3=札幌藻岩)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S林秀海(法3=松本国際)、Li武田大周(政経3=松本国際)

 

 上々の立ち上がりとなった第1セット。「サーブで崩すことができれば、こちらが有利な展開に持っていける」(工藤)。その言葉通り自分たちのバレーで危なげなくセットを先取した。続く第2セットも中盤までリードを守っていたが「サーブが崩れてきて攻撃を制限され、そこをうまく切れなかった」(金田)。流れをつかみ切ることができず、最後は5連続ポイントを奪われ一気に逆転された。

 

 「負けてもいないのに焦ってしまい厳しい状況になった」(安井)。第3セットは一進一退の攻防を見せるも勝ち切ることができずこのセットも落としてしまう。後がなくなった第4セット。中盤ブレークを奪われ一気に突き放されると、最終セット14―25で試合終了。秋季リーグは黒星スタートとなった。

 

 強豪相手に互角に渡り合うためには「自分たちのバレーをする」(安井)。秋季リーグは始まったばかり。これからの戦いに期待だ。

 

[入谷彩未]

 

試合後のコメント

安井

――本日の試合を振り返っていかがですか。

 「ラリー中に、サイドにどうしても託さなければいけない場面があると思うのですが、トスが雑というか、スパイカーが100%打ち切れる状態のトスを上げられていないのが負けた要因だと思っています」

 

――次戦の意気込みをお願いします。

 「終盤で粘れるようなバレーを見せて、まず1勝できるように頑張ります」

 

工藤

――本日は特にサーブが良かったように感じましたが、ご自身としてはいかがですか。

 「ミスはありませんでしたが、チームがいい状況で決めてもそれは当たり前だと思うので、もっと悪いときに流れを変えるようなサーブを打たないといけないなと思いました」

 

――日体大はどのようなチームでしたか。

 「自分たちよりもデフェンスが良いという印象でした」

 

金田

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「中盤までは良かったのですが、後半自分の体力のなさが出てきてミスをしたり、荒いプレーになってしまいました」

 

――クイックが警戒されていましたが、意識していたことはありますか。

 「ブロックが1枚、2枚必ず来る状況でただ愚直に打っても止められてしまうので、上手く相手の裏をかくようなプレーができるように意識していました」