
インカレ直前特集2022(3)ロード班インタビュー
いよいよ全日本大学対抗選手権(以下、インカレ)が始まる。新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度明大は出場を辞退した。悔しさを糧に、今年度こそインカレの頂へ。
第3回はロード班の6選手に、大会に向けての意気込みを語ってもらいました。(取材は8月11日に行ったものです。)
白尾雄大(理工4=城北)
――昨年度までと比べて変化した点はありますか。
「練習の面で、4年生になると自分で長距離班全体の練習を考えるようになります。そうなると自然に、自分も今までよりしっかりと考えるようになり、今年度は自分のスケジュールを考えたという点で下級生の時よりもしっかりと取り組めていると思います」
――インカレ前の心境をお聞かせください。
「1、2、3年次のインカレは、1年で一番大きい大会であるとしか思っていなかったです。やはり最後の年になると『これで引退なのか』と思うので、今年度最後の大会という面で気持ちが入っていますし、しっかりと練習ができているという自信があるので気合が入っています」
――インカレへ向けた意気込みをお願いします。
「大学最後の年で、自分の使える時間を最大限自転車に使ってきたので、その力を発揮できるようにやっていきたいと思います」
宇佐美颯基(政経4=横浜創学館)
――今年度ここまでの大会を振り返っていかがですか。
「4月のチャレンジロードで勝ったのですが、ゴールデンウイークに膝をケガしてしまい、5、6月は自転車に乗れていなかったです。今徐々に練習し始めているので、頑張ることができればと思っています」
――最上級生になって変化した点はございますか。
「後輩たちもたくさん入ってきて、ロード班の人数も増え、白尾と一緒に練習などを決めることが多くなり、自分の裁量で決められる幅が増えたので、楽しくできています」
――最後のインカレに懸ける思いをお聞かせください。
「大学に入ってから4年間しっかりやってきたつもりなので、優勝を目指して頑張りたいです」
村上裕二郎(営2=松山工)
――今年度ここまでの大会を振り返っていかがですか。
「順調ではなかったです。個人戦は調子が良かったのですが、また調子が落ちているという感じです」
――合宿に向けて意識していることはありますか。
「合宿は熱中症にならないように気を付けて、体力を戻すということが大切です。白尾さんと宇佐美さんは今の調子をさらに上げて、自分たちは最低限のところまで調子を上げられるようにしたいです」
――インカレへ向けた意気込みをお願いします。
「今できることをインカレまでしっかり行って、悔いがないようにしたいです。これ以上は無理だったと納得のいく終わり方をしたいです」
小久保瑠惟(営1=北桑田)
――高校時代と変わった部分はありますか。
「レースの距離も違いますが、やはり普段の練習に大学の授業などが入るので、時間の使い方といった日常生活の面が高校と比べて違うと感じます」
――入学してから成長したと感じる点をお聞かせください。
「ギアが高校の時よりも重くなりました。高校の時よりも重いギアを踏める脚力は付いたと思います」
――インカレへ向けた意気込みをお願いします。
「今年度はロードレースで活躍できていないことが続いたので、最後は気合を入れて練習し、自分の目標を達成できるように頑張りたいです」
林原聖真(法1=倉吉東)
――練習から意識していることをお聞かせください。
「高校は自分が一番強くて練習から引っ張っていかなければならなかったですが、大学に入学してからは、先輩が強い人たちばかりなので、今の段階では先輩に付いていくということで必死です」
――注目してほしい選手はいますか。
「4年生の白尾さんです。ロード班のキャプテンとして一緒に練習して、今シーズンは信じられないくらい強く、インカレも期待できると思います」
――インカレへ向けた意気込みをお願いします。
「これからなるべく調子も実力も上げて入賞できるようにしたいです。アシストになるかもしれないですが、チームに貢献できるように少しでも頑張りたいと思います」
永野昇海(理工1)
――今年度ここまでの大会を振り返っていかがですか。
「最初は調子が上がらなくて、付いていくのがやっとでしたが、徐々に調子も上がって乗れるようになり、(感覚が)戻ってきたと感じています」
――チームの雰囲気をお聞かせください。
「寮生活なので、皆と仲良くなることができて過ごしやすいです」
――インカレを控えた心境をお聞かせください。
「高校の時は自転車部に入っておらず、あまり全国レベルの大会に出ていなかったので、よく分かっていないですが、楽しみです」
――6選手とも、ありがとうございました!
◆文部科学大臣杯 第77回全日本大学対抗選手権◆
トラック:9月1日~3日(鹿児島県根占自転車競技場 333.33m)
ロード:9月4日(鹿児島県肝属郡錦江町及び南大隅町特設周回コース 1周24.2km)
[自転車部担当一同]
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