春のリベンジ叶わず 日体大に悔しい敗戦/関東学生秋季1部リーグ戦

2022.08.27

 主将の可児大輝(政経4=中部大春日丘)が日本代表に召集されているため不在の中始まった秋季リーグ戦。幾度となく好機を作るも相手の好守や速攻に押され、攻め切ることができず。大事な開幕戦は黒星という結果に終わった。

 

◆8・27~10・2 関東学生秋季1部リーグ戦(中央大多摩体育館他)

▼8・27 対日体大戦(中央大多摩体育館)

 明大24{12―16、12―18}34日体大〇

 

 ついに開幕した秋季リーグ戦。初戦の相手は春季リーグ戦で負けた日体大。リベンジを意気込み果敢に攻めるも、相手キーパーの好守に何度もゴールを阻まれる。次第に点差が離れていき、5点リードされたタイミングでタイムアウト。再開後連続で3得点を重ねるも相手の勢いは止まることなく、4点ビハインドで試合を折り返す。

 

 後半に入りすぐに3連続でゴールを決めるが、流れをつかみ切ることはできなかった。相手の速攻に対応し切れず、差は広まっていく。「シュートミスが多かった」(谷口尊・商3=北陸)。前半同様、相手キーパーと一対一の状況でもゴールを決め切ることができなかった。最終的には10点差で試合終了。秋季リーグ戦は悔しい黒星発進となった。

 

 大切な初戦を落としてしまったが、秋の戦いは始まったばかりだ。「まだ優勝できなくなったわけではない」(衣川敦人・理工4=旭丘)。この試合で見つかったシュート決定率の低さなどの課題を次戦以降に向けて修正していく。試合期間中でも成長を続けるチームに目が離せない。

 

[高橋佳菜]

 

試合後のコメント

加藤良典監督

――試合を振り返っていかがですか。

 「シュートミスから失点というパターンが多かったので、あのような点差になったのだと思います」

 

衣川

――秋季リーグの目標を教えてください。

 「春に引き続き優勝を目標にやっています」

 

――チームの雰囲気はいかがですか。

 「例年よりもすごくいい雰囲気で、だんだんと勝てる集団になってきていると思います」

 

谷口

――ディフェンスを振り返っていかがですか。

 「前半は相手を防げていましたが、後半の終盤で足が止まってしまい明大のプレーができませんでした」

 

――次戦に向けて意気込みをお願いします。

 「東海大と春は引き分けだったので勝ち切れるように頑張ります」