
リーグ戦開幕 白鷗大に敗れ黒星発進/関東大学1部リーグ戦
リーグ戦がついに開幕した。初戦は春の関東選手権で敗れている白鷗大。序盤は格上相手に粘りを見せ、10点差で前半を折り返す。しかし、3Qで力の差を見せられ、点差が大きく開く。その後も追いつくことはできず、結果49-69で敗戦。リーグ戦初戦を白星で飾ることはできなかった。
◆8・20~11・6 第98回関東大学1部リーグ戦(越谷市立総合体育館他)
▼8・20 対白鷗大1回戦(越谷市立総合体育館)
明大49{5―16、11―10、11―23、22―20}69白鷗大〇
スターターは、PG山内龍也(国際3=土浦日大)、PF伊藤治輝(政経2=桐光学園)、SF田邉太一(情コミ3=福大大濠)、SF勝山大輝(法4=正智深谷)、SG吉村公汰(営4=土浦日大)
力の差を痛感する結果となった。「春戦った時は開始5分で(点差を)離されていたので、今回は試合の入りからどんどん走って自分たちのバスケをしようと話していた」(田邉)。第1Qは決定力不足に苦しむ展開に。田邉による5得点のみで、11点差をつけられる。それでも2Qでは、ディフェンス面で良いプレーが光り、簡単に得点を許さない。オフェンス面は変わらず、簡単に得点は奪えないものの、前半を16―26と10点差で折り返し、格上相手に善戦を見せる。
しかし、迎えた3Q、留学生2人を擁するオフェンスに押され始め、徐々に点差が開いていく。さらに、ディフェンス面でも留学生が壁となり大きく立ちはだかる。「シュートが入らず相手の思うつぼになってしまった」(吉村)と攻守に圧倒され、22点差まで広げられ、大きく点差が開く展開に。4Qも差を縮めるとはできず49―69で敗戦となった。
昨年度、2部で全勝優勝を遂げ、今年度から1部で戦う明大にとっては壁の高さを感じる試合となった。「1部と2部ではディフェンスのプレッシャーが全く違う」(田邉)。今後リーグ戦で勝利をつかむために対策は必須だ。負けてもすぐに試合があるリーグ戦は落ち込んでいる暇はない。今試合で見つかった課題をもとに明大の成長に期待がかかる。
[松田遥歩]
試合後のコメント
吉村
ーーかなりきつい試合展開でしたが振り返っていかがですか。
「1試合目として、ディフェンスは本当に足が動いていて良かったのですが、オフェンスは少し重かったかなという感じです」
ーー今試合で見つかった課題を教えてください。
「下級生が出ている中で声がまだ出ていないので、自分がディフェンス、オフェンスともに声出してチームを引っ張っていけたらと思います」
田邉
ーーリーグ戦で試合数が増えることについてはいかがですか。
「リーグ戦は負けても次があり切り替えてやっていかないといけないですし、疲労も溜まってくるのでケガに気をつけてチーム力で戦っていきたいです」
ーー今後の意気込みをお願いします。
「勝てるところを落とすと後に響いてくるのがリーグ戦なので、今日の反省を活かして勝ちにこだわっていきたいです」
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