前半ラストレース 櫛田が1万メートルで1位/富士裾野トラックミート

2022.07.17

 雨の中行われた富士裾野トラックミート。明大からは前半シーズンの締めくくりとして、多くの選手が出場した。復帰2戦目となった櫛田佳希(政経4=学校法人石川)は1万メートルに出場し、1位でフィニッシュ。夏合宿へ弾みをつける結果となった。

 

7・16 第1回富士裾野トラックミート(裾野市運動公園陸上競技場)

男子5000メートル

4組

 橋本 14分42秒29 14着

 山本 15分22秒51 19着

 古井 15分45秒72 20着

 

5組

 堀颯 14分47秒29 21着

 窪田 14分55秒09 22着

 

男子1万メートル

 櫛田 29分53秒05 1着

 室田 30分33秒13 12着

 

 1万メートルに出場した櫛田は中盤まで集団の後方で室田安寿(情コミ1=宮崎日大)と共にレースを展開。しかし終盤で櫛田が仕掛け、一気に先頭に出てキレのあるラストスパートを見せた。「ラストスパートをしっかりと切ることができたので、これをハイペースでも維持できるような力づくりをしていきたい」。復帰2戦目で久々の1万メートルであったが、それを感じさせないほどの走りを見せ、順調に回復が進んでいることをうかがわせた。実力通りの走りを取り戻しつつある櫛田。夏合宿でさらなる成長に期待がかかる。

 

 地元・静岡県出身の窪田悠人(政経1=沼津東)、古井康介(政経1=浜松日体)は共に苦しいレース展開に。「想像以上に(体が)動かなかった」(古井)。しかし豪雨が降りしきる中でも走り切り、夏に向けて課題を見つける機会となった。「(夏合宿では)とにかくケガをせずにしっかり距離を踏んでいきたい」(窪田)。窪田は前半シーズン、関東学生対校選手権をはじめ多くのレースに出場。U20日本選手権3000メートルSCでは5位入賞を果たすなど、存在感を見せた。これらの経験を糧にこの夏は走力を磨いていく。

 

 同じく地元出身の小澤大輝主将(政経4=韮山)は5000メートル3組でペースメーカーとして出場。「お世話になった先生方もたくさんいますし、そういう先生たちの前で走りを見せられたのはうれしい」。前半シーズンの締めくくりと位置付け出場した今大会。「秋をしっかり見据えてやっていきたい」(山本佑樹駅伝監督)。それぞれの収穫や課題を元に夏合宿へ挑む。

 

[桑原涼也]

 

※レース後のコメントはこちらから↓

山本佑樹駅伝監督

小澤大輝主将、櫛田佳希

窪田悠人、古井康介、室田安寿