
男子7連覇!インカレに向けて弾みをつける/第55回法政・明治・立教 三大学定期戦
対抗戦としては3年ぶりとなった今大会。男子は岡島大志(商4=豊川)が200メートル個人メドレーで4年ぶりに自己ベストを更新するなど好成績を連発。400メートルと800メートルのフリーリレーでも1位を取り、見事に総合7連覇を飾った。一方の女子は水口知保(営3=目黒日大)の不在や田嶋玲奈(情コミ3=春日部共栄)の棄権などにより3位という結果で終わった。
◆6・12 第55回法政・明治・立教 三大学定期戦(立教新座キャンパス)
▼男子 明大――1位
女子 明大――3位
それぞれがチームへ貢献した。昨年度の日本学生選手権(以下、インカレ)で悔しい結果となった水泳部競泳部門の今年の目標は〝Rising Hope〟。再び頂点を目指す男子は、出場した4年生全員が自己新記録をたたき出す。その中でも岡島が大会新記録のタイムで4年ぶりに自己ベストを更新。「朝のアップの状態が良かったので、やってやろうという気持ちがあった」(岡島)。他にも400メートルと800メートルのフリーリレーでは1位を取り、男子総合優勝を果たす。これで明大男子は大会7連覇を達成した。
一方の女子部門。宮坂倖乃(法4=春日部共栄)は400メートルフリーリレーを含む3種目に出場した。200メートルバタフライで大会新記録をマークするも、あと一歩及ばず自己ベスト更新とはならなかった。「強化期間中で本調子ではなかったが、今できることはできた」(宮坂)。しかし、田嶋が後半のレースを棄権したこともあり、善戦むなしく女子は3位に終わった。
明大勢は、今大会不在の水口が世界水泳へ、田渕海斗(情コミ2=日大藤沢)、廣島偉来(政経2=淑徳巣鴨)ら5人がワールドユニバーシティゲームズへの出場が決まっている。さらに明大としては8月のインカレが目前だ。「今日のレースを経て、このままでは全然駄目だなということを実感した」(宮坂)。明大にとって、勝負の夏が始まる。
[上原朋子、末吉祐貴]
試合後のコメント
岡島
――4年ぶりの自己ベスト更新となりました。
「4年間やってきたことが間違いではなかったなと一安心しています」
――明大全体としての出来はいかがでしょうか。
「1年生から3年生が、あまり自己ベストが更新できていなかったので、インカレに向けては厳しい状態であると思います。しかし、強化期間中の選手もいたので、来月の最終選考ではみんなが自己ベストを更新して、ランキングに食い込んでいければいいのではないかと感じています」
宮坂
――今大会の目標を教えてください。
「今回は対抗戦なので、少ない人数ですが一人一人ができることをして少しでも多くの点数を取ることが目標でした」
――インカレに向けての意気込みをお願いします。
「今日のレースを経てこのままでは全然駄目だということを改めて実感しました。明日から気持ちを切り替えて強化し、女子全体でもリレーでも個人でもみんなが戦えるように頑張っていきたいと思います」
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