新人戦事前特集 2年生座談会②

 1、2年生のみで構成されたチームで戦う新人戦まであと2日。昨年度の秋季リーグ戦2部全勝優勝から全日本大学選手権(以下:インカレ)の激闘、それらをその目で見てきた2年生へインタビューを行った。明大バスケットボール部の未来を担う選手たちがどのような戦いを見せるのか目が離せない。 

 第1弾はSG葉山隆誠(写真上・国際2=中部一)、PF小河原幹太(写真下・営2=八千代松蔭)の2名です。(なお、このインタビューは5月28日に行われたものです)

 

――2年生全体はどんな学年ですか。

葉山 それぞれ個性を持っている人たちです。普段、バスケは真面目にやっていますが、バスケが終わってコートに出たら面白い人たちみたいな(笑)。

小河原 オンオフがはっきりしているかなって感じです。

 

――先輩になって変わったところはありますか。

小河原 去年は一番下だったので、何事も先輩についていくという感じでした。ただ後輩ができて、付いていく立場から教える立場に変わったので、少し責任が出てきました。

葉山 僕はあまり変わらないですね(笑)。

 

――今年の1年生の印象はいかがですか。

葉山 結構自分たちでガツガツ自分を出そうと頑張っているように思います。ちゃんと自分の良さを出そうとプレーしていますね。1年生で入ってきて、アグレッシブにやっているのでいいなと思います。

小河原 1年生の印象はすごくポテンシャルが高いなと。能力的な部分でもすごく高いなという印象です。

 

――プレー面の不安はありますか。

葉山 Cにボールを入れるときに、他の周りの選手が何をしたらいいか分からなかったり……、やりたいことがかみ合わないですね。自分はこれがしたいけど、周りはそこで一対一をしてほしいっていう考えだったり、そのあたりですね。

小河原 全体的にプレーがかみ合わないです。克樹くん(平松・情コミ2=福岡大大濠)がいつも引っ張ってくれて、コートでも組み立ててくれていたのですが、今1、2年生初めての練習だったり、試合だったりがうまくかみ合わなくて……。結局うまくいかないことが多いですね。

 

――上級生がいない中での不安はありますか。

小河原 去年度は自分たちが後輩だったので、先輩に頼り切りな部分が多かったです。いざ先輩がいなくなると、今まで先輩がやっていた部分を、自分たちがやらなきゃいけないということが、少し負担になっているかなっていう感じはあります。

葉山 自分たちが一番上という立場になっているので、引っ張っていかなきゃいけないというのはあります。後輩がミスをしても下を向かせないようにする、そういうところですね。

 

ーー新人戦のチームの武器を教えてください。

葉山 武器か……。突破力じゃない?越田(大翔・政経2=明成)はドライブが強いので、そこの突破力と、あとはC陣が出てるというのは強みですね。

小河原 チームというよりかは個々の能力に頼り切りなので……。いい雰囲気であればいいのですが、そこをチームプレーに生かせることができれば強みになるのではないかなと思っています。

 

――新人戦の目標と個人の目標を教えてください。

葉山 なんだっけ、ベスト8だっけ?ベスト4か。

小河原 チーム目標はベスト4です。個人目標は、そこまで自分が点を取れる選手ではないので、点数以外のところでもっとチームに貢献できるようにできればなというところではあります。

葉山 自分は3Pシュートが一応武器なので、そこをしっかり決め切るってところですね。

 

――ベスト4はどのくらい自信がありますか。

葉山 正直30パーセントですね。

小河原 意外と低い(笑)。えー分からないな……。正直、他のチームの1、2年生がどのようなのか全く分かりません。正直よく分かりませんが、もしこのままうまくかみ合えば、60パーセントぐらいはあるんじゃないかなという感じですね。

 

――お互いの点数についてどう思いましたか。

小河原 意外と低いなと思いました。割ともっと隆誠なら70とか80とか言うんじゃないかなと思ってました。

葉山 いや、今のところはあまり高くは見込めない感じですね。残り1週間あるのですが、現状だと30パーセントという感じです。

 

ーーありがとうございました。

 

[小原愛]