新人戦事前特集 2年生座談会①

 1、2年生のみで構成されたチームで戦う新人戦まであと3日。昨年度の秋季リーグ戦2部全勝優勝から全日本大学選手権(以下:インカレ)の激闘、それらをその目で見てきた2年生へインタビューを行った。明大バスケットボール部の未来を担う選手たちがどのような戦いを見せるのか目が離せない。

 第1弾はPG平松克樹(写真下・情コミ2=福岡大大濠)、PF伊藤治輝(写真上・政経2=桐光学園)の2名です。(なお、このインタビューは5月28日に行われたものです)

――今年度の1年生の印象を教えてください。

平松 プレー面ではまだ少し遠慮しているというか、やる時はやるのですが、気を遣ってプレーしているかもと思う部分が多々あるので、もっと自分たちが引き出していかないと思っています生活面では、とても真面目な人もいなければ、すごくふざけるもいないのですが、まあいい感じの大学生かなという感じです。

伊藤 克樹も言ってましたが、プレー面は入って時間がそこまで経っていないので遠慮がちだと感じています。やはり針間(大知・情コミ1=福岡大大濠)と家永(淳之介・営1=実践学園)はトーナメントから試合に絡んでいたメンバーなので、少しは自分を出してプレーをしている部分はあると思います。ですが、新人戦となると3、4年生がいない分頼れる人が少なくなると思うので、もっと積極的にやってほしいという部分はあるのですが、やはり入ったばかりなので、そこは先輩とかに聞きながら徐々に頑張ってほしいです。生活面は自分たちと比べたら真面目なのかなと思います。

 

――1年前のお2人の代と比べるといかがですか。

平松 自分たちは優しくしてもらっていたということもあり、先輩に生意気言ったりしてましたけど、今年の1年生はそういうのはまだ少ないかなと思います。

伊藤 そうですね。慣れというのはあると思いますが、去年は4年生にも仲良くしてもらったりしていて、上級生に絡んでもらっていたので、それが試合にも出てやりやすかったというのはあります。

 

――春のトーナメント以降、チームとして意識してきたことはありますか。

平松 3、4年生が今まではコート内外で引っ張ってきてくれた部分がありやはり今1、2年生だけとなった時はどうしても頼るところがないので自分たちでやろうとはしているのですが、まだ上手くいっていないです。それがプレーにも出ているので、2年生がしっかり1年生を引っ張って、もっとチームとして戦っていかないといけないと感じています。

伊藤 新人戦というのはトーナメント経験のない選手が多く出る場だと思うので、去年から出ていた自分や克樹や越田(大翔・政経1=明成)あたりが、もっと声プレーで引っ張って、1年を支えていければと思います。

 

――新人戦で山場になるのはどこだと思いますか。

平松 初戦から留学生がいるチームなので、気が抜けないと思います勝ち上がっていけば、強いチームだと大東大に当たるかもしれず、そこで留学生や日本人でもサイズがあるチームなのでそこでいかに自分たちのバスケットをするかということが山場になってくると思います。

伊藤 初戦も留学生がいて、東洋大もかなり厄介で外回りが強い選手が多いので、どこが山場と言われたら大東大になるとは思うのですがそこまでの1、2回戦も気が抜けないのかなと思います。

 

――格上チームとの戦い方についてはいかがですか

平松 トーナメント戦前の練習試合などでも1部の上位チームとやったら点差が開いて負けてしまうことがありました。ですが、そこから入りから受けに回るのではなく自分たちから仕掛けて、自分たちから攻めてバスケをしようということはミーティングで話しました

伊藤 点差が開いて負けたというのは練習試合もトーナメントそうですが、自分たちのミスから失点したり、点が取れないという場面が多かったので、やはり相手どうこうよりも自分たち次第というものがあると思います。

 

――チームの中で新人戦での活躍に期待する選手はいますか。

平松 2年生の中だったら葉山(隆誠・国日2=中部第一)、1年生だったら白澤(朗・国日1=開志国際)や家永などが活躍してくれるとチームとしても勢いに乗りやすいかなと思います。

伊藤 自分は1年の家永なのですが、家永がシュートを決めたりするとチームとしても盛り上がりますし、雰囲気も上がるので自分は家永に期待してます。

 

――新人戦の目標を教えてください。

平松 ベスト4に入ってまずは全国大会に出場を決めたいです。

伊藤 克樹も言っていたのですが、ベスト4以上に入って全国大会出て1部のチームをしっかり倒すということが目標です。

 

――連戦への対策はいかがですか。

平松 去年からずっと言われてたのですが、まず試合の準備が全てだと思います。また、次の試合に向けてケアや準備を繰り返していくことが対策です。

伊藤 試合後のケアや試合が終わってもそこが終わりではないのでそういう部分を意識してやっていけたらと思います。

 

――今年度の目標をお願いします。

平松 今年から1部で戦うので、一つ一つ丁寧に戦っていきリーグ戦の中で自分たちのバスケットをして、インカレにつなげていい結果を出すことが目標です。

伊藤 去年は4年生の先輩がいた中で2部を全勝で優勝できました。今年は接戦の中でしっかり勝つということが今後につながってくると思うので、去年はインカレベスト16だったのですが、チームのコンディションなどはあるとは思いますが、練習からしっかりやって、去年の結果を超えたいと思います。

 

――ありがとうございました。

 

[松田遥歩]