リーグ戦4戦目 勝利の流れつかめず専大に惜敗/関東学生1部リーグ戦
あいにくの雨模様の中、迎えたリーグ戦4回戦目の相手は専大。第1Pで4―3の接戦を制するも、両者互角の7―7で迎えた第3Pで相手にリードを許し、勝利を手にすることはできなかった。
◆5・14~6・12 関東学生1部リーグ戦
▼5・15 対専大戦(日体大健志台プール)
明大13{4―3、3―4、1―4、5―7}18専大〇
2勝1敗で迎えた4戦目の相手は強豪・筑波大を破り勢いに乗る専大。狭間俊至(商3=明大中野)のゴールで先制し勢いに乗ると、主将の熊谷泰人(営4=明大中野)も得点を決め、明大がペースを握る。さらに、ペナルティースローを熊谷が冷静に沈めリードを広げたが、終了間際に左利きの久保(専大)に2点連取を許してしまう。左利きの選手の難しさは「相手左サイドからの攻めのバリエーションが増えてしまうこと」(熊谷)。4―3で第1Pを終え、続く第2Pも両者互角の戦いを繰り広げる。相手の激しい攻撃に巧みなディフェンスで対応。太田竜浩(商4=明大中野)がミドルシュートを決めるなど、専大のリードを許さなかった。
一進一退の攻防を展開し、7―7の同点で迎えた第3Pだが、なかなかシュートが決まらない。「1点目を相手に取られてから、流れを相手に持っていかれてしまった」(熊谷)。8ー11で専大に3点のリードを許したまま第4Pを迎える。エースの越智大介(理工2=明大中野)がペナルティースローをモノにし、得意なミドルシュートを決めるなど、3点を獲得。華麗なパス回しから熊谷がシュートを決め専大に必死に食らいつくも、相手の不意をついたシュートに対応しきれなかった。13ー18と5点差が開いたままリーグ戦4戦目は敗戦を喫し、惜しくも3連勝を逃した。
次節は22日、早大、筑波大との2戦を控える。「上位リーグに行くためには次の2試合は絶対に落とせない」(熊谷)。序盤で流れをつかみ、後半まで明大のペースに持っていけるかどうかが勝負になる。体力的にも厳しい連戦だが、明大は攻めることをやめず、上位を狙う。
[井手満菜]
試合後のコメント
熊谷
――今日の試合の良かった点はどこでしょうか。
「最初に勢いを持てていたことは良かったと思います。序盤の流れを持てていたからこそ、後半の流れを修正する必要があると考えています」
――勝敗が分かれた原因はどこだったのでしょうか。
「相手の攻めを守り切れなかったのが原因だと考えています。いくら点をとっても相手にも取られていたので流れをこちらに持ってくることができませんでした」
――連戦が続いている難しさはありますか。
「昨年度は一試合一試合にフォーカスして修正することができたのですが、これだけ連戦が続くと基本的に2試合以上戦ってから1週間のスパンが開くので、土日の間の修正が難しいです。次の試合でいかに前の試合の反省を生かすことができるかが難しいと思います」
――チームトップの得点でしたが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか。
「自分のプレーに関しては調子は良かったと認識していますが、良かった分もっと出来たのかなと思っています。相手が基本的に2人でマークについてきたので、マークされる前に早い段階でボールをもらって勝負することができれば違った展開になったと思います」
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