
町田ベスト4進出! 10年ぶり快挙へ前進/関東学生トーナメント6日目
後半に差し掛かった関東学生トーナメント(以下、春関)。町田晴(文4=四日市工)は4回戦を勝ち上がり準々決勝へ。ベスト4を懸けた戦いで見事勝利を挙げた。男子ダブルスも1年生ペアが3回戦を勝ち抜き男子勢が順調に駒を進めた。
◆5・9〜15 関東学生トーナメント(大宮けんぽグラウンド)
▼5・17
[男子シングルス4回戦]
〇町田 2{6-3、6-2}0 脇坂(慶大)
飯田 0{1-6、4-6}2 矢島(法大)○
[男子シングルス準々決勝]
〇町田 2{6-4、6-2}0 石井(中大)
[男子ダブルス3回戦]
〇村田・山中組 2{6-2、6-3}0 森・山田組
[女子シングルス4回戦]
大沼 0{4-6、2-6}2 中山(筑波大)○
【男子シングルス準々決勝:町田VS石井涼太(中大)】
4回戦で慶大選手相手にストレート勝ちし、準々決勝に登場した町田。その日2試合目ということもあり緊張がほぐれ、積極的なプレーを発揮する。ファーストセットはブレークの成功という順調な滑り出し。その後はラリー戦が長く続きキープし合う展開で4-3まで進むも、ブレークされ4-4まで追いつかれる。長いラリーが得意な相手を「どう崩していけるかがテーマだった」。相手のミスを待ち構え5-4とブレークに成功。サービスゲームで「サーブが入ってからの3球目を攻めた」。守りと攻めのめりはりがファーストセット奪取を導いた。
勝負の第2セット。またしてもブレークの成功から立ち上げる。第1セットでつくったテンポを崩すことなく、サービスゲームは確実にキープし第6ゲームで4-2とリードする。ここで勝てばベスト4が決まる場面。ラブゲームでブレークし勢いそのままに第8ゲームへ。自分のリズムを守り続け6-2で勝利を決める。拳を突き上げる姿には喜びと安どの気持ちが表れていた。
続く準決勝の相手は慶大・白藤成。もともとプロで活動していた相手に「厳しい戦いになる」。しかし、ここまで来たからには目指すは優勝のみ。春関男子シングルス優勝を果たせば、明大硬式庭球部では10年ぶりの快挙となる。栄冠への道へあと一歩踏み出したい。
[出口千乃]
試合後のコメント
――ベスト4進出が決まりましたが、今のお気持ちをお願いします。
「本当に実感があまりないですね。まだ大会も続いているので。気が抜けていないという意味ではいいのかなと思います」
――延期が続きました。
「ここ数日雨とかいろいろあって延期になっていた中では、トレーニングをして、フィジカル面でも強度を落とさないようにしました。しっかりとケアの部分もできていたのでそういった意味ではいい状態で試合に臨んでいくことができました。雨だったり期間が空いたところで、自分でうまく時間を使えたと思います」
――次戦への意気込みをお願いします。
「ここまで来られたので、優勝を目指したい、狙いたいと思っています。まずはここで本当に自分の力を出し切るしかないと思っているので、まずは出し切って、決勝に行って、徳(航太主将・営4=法政二)も反対のところにいるので、徳と決勝で当たれたらいいなと思います」
村田英夢(理工1=麗澤瑞浪)
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「勢いに乗って、勝てると信じていたのでちゃんと自分たちができることをしっかりやれました」
――次の試合に向けての意気込みをお願いします。
「次の相手は結構強い相手ですが自分も強気なプレーでいけたらなと思います」
山中朝陽(文1=四日市工)
――もともと今日の相手に対してはどういった印象を持っていましたか。
「前で動いてくるのは分かっていたので、そこに動揺せずというか、惑わされずにやろうというのを決めていました」
――次の試合に向けての意気込みをお願いします。
「これまでと同様に、1年生なので勢いに乗ってどんどん勝てるところまで頑張ります」
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