
春季リーグ7戦目 青学大を3-1で下しリーグ戦3連勝/春季関東大学1部リーグ戦
春季リーグ7戦目は青学大と対戦。最初の2セットを連取したが、3セット目は相手のペースにのまれて自分たちのバレーができずセットを献上した。それでも4セット目で立て直し、激しい競り合いを制して3連勝を飾った。
◆4・9~7・10 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼5・15 対青学大戦(東海大湘南校舎総合体育館)
○明大3{25―18、25―20、21―25、25―23}1青学大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
OH工藤有史(政経3=清風)、MB溝井健太(商3=洛南)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH澤口将太郎(法3=札幌藻岩)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S神園洋(法4=札幌藻岩)、Li武田大周(政経3=松本国際)
3.4セット目
OH澤口⇄OH岡本知也(政経2=五所川原工)
2セットを連取し好スタートを切った明大。坂本の強烈なスパイクとピンチサーバー・山田美雄(政経1=東福岡)のサービスエースが光り、青学大相手に流れをつかむ。そのまま勝ち切りたかった第3セット。中盤までは互いにサイドアウトを繰り返す展開だったが、勝利を目前にしてスキが出てしまう。「焦りが出て本来のプレーができなかった」(溝井)。青学大の粘り強いプレーの前にスパイクがなかなか決まらず、23-25で第3セットを落とした。
第4セットに入っても青学大の勢いを止められなかった。立ち上がりからブレイクを許し、青学大にリードされる展開に。そんな雰囲気を変えたのは主将・安井のプレーだった。「流れ変えたかったので、ジャンプサーブに切り替えた」(安井)。安井の得点を皮切りに一点一点を着実に重ね21-21の同点に。しかし、青学大も粘りを見せ、両者一歩も譲らぬ攻防となる。緊張感のある23-23の同点の中、安井と工藤の攻撃が成功し試合終了。笑顔で試合を終えた。
「内容に関しては本当に悪かった」(安井)。勝利を収めたものの、第3セットで相手の流れに巻き込まれて改善点が残る試合となった。来週の相手は駒大と筑波大。「今日の反省を生かして頑張りたい」(神園)。今試合で見えた課題を克服し、連勝の勢いのままに勝利をつかみたい。
[ジンセウン]
試合後のコメント
安井
―― 今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「結果として勝てたのは良かったのですが、内容に関しては本当に悪かったという一言に尽きると思います。取られたセットは自分たちが向こうの雰囲気にのまれて自分たちのバレーができなくなりました。勝手に焦って自分たちがつぶれてしまう形になり自分たちで自分たちを追い込む展開になってしまったので、そこでの一本、サーブであったり、得点というのを我慢しているときに出せるようにしたいです」
神園
――入りについてはいかがですか。
「去年の秋から自分は出ていますが、1セット目を取れることが多くなってきて、それをなかなか長期戦で勝ち切ることができないと思うので取れて良かったです」
溝井
――来週の試合までに修正したいことはございますか。
「ブロックとレシーブはずっと言っていることですが、やはりブロックとレシーブの関係がまだ少し甘いと思うのでチームとして対策しなければならないと思います」
坂本
――3連勝しましたがチームの雰囲気はいかがですか。
「初め連続で負けて、今3連勝ということで結構いい感じですがまだまだ勝っていかなくてはいけないのでこれからもう一回気持ち切り替えて勝てるように頑張ります」
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