日大に勝利 盤石の守備でTD許さず/春季オープン戦

 今シーズン3戦目の相手は同じTOP8所属の日大。エースRB#6森川竜偉(政経4=佼成学園)不在の中、序盤は互いに譲らず我慢の時間となった。それでも第2Q、FGで先制した後、DB#2野村馨(政経4=佼成学園)、さらには第3QにQB#1吉田拓郎(法4=日大鶴ケ丘)がTDを決め、点差を広げた。失点はFG2本の6点のみとTDを許さない強固な守備を見せつけ、グリフィンズが勝利を収めた。

 

◆4・24~6・19 春季オープン戦(アミノバイタルフィールド)

▼5・8 対日大戦

 〇明大20{0-0、10-3、7-3、3-0}6日大

 

 学生王者・関西学大との熱戦から中4日で迎えたこの試合。相手は今秋のリーグ戦でも対峙(たいじ)する日大。「目標は前半に3TD」(吉田)と序盤から圧倒したい明大だったが、体格で勝る日大ディフェンス陣を前に「強みのランが出ず、パスに逃げてしまった」(RB#43井上太陽・総合2=鎌倉学園)と攻めあぐね、第1Qを0-0で終える。

 重苦しい展開の中、均衡を破ったのは明大だった。第2Q開始2分、K#98近藤倫(農2=桐光学園)がFGを決め先制すると流れは明大に。直後の日大の攻撃、相手QBがWRに向け放ったボールを「狙っていた」とDB野村が見事なインターセプト。そのまま約25ydを駆け上がり、この試合1本目のTDを決めた。その後、日大にFGを決められるも要所を締め、前半を10―3で終えた。

 迎えた後半戦。突き放したい明大は、第3Q開始直後、相手のファンブルによるターンオーバーから徐々に攻め上がり、最後はQB吉田が自ら約20ydを駆け抜けTD。「恩師に成長した姿を見せたい」(吉田)。試合前に語った言葉通り、今年度から日大のコーチに就任した高校時代の恩師に、最高のプレーを見せた。第4QにもFGで3点を奪い、強力日大ディフェンス陣から計20得点を奪ったグリフィンズ。一方、ディフェンス陣も許した点数はFG2本の6点のみと試合を通して堅実な守りを見せた。第4QにはLB#89松田光裕(営2=明大中野)、DB#44久保田諒(法3=足立学園)がインターセプトを決めるなど随所で好プレーを披露した。立ち上がりこそ不安だったが、結果は20-6と危なげない試合を展開し勝利を収めた。

 次戦は5月15日の専大戦。主力に加え、下級生も多く出ることが予想される。秋のリーグ戦に向け、新戦力の台頭によるチームの底上げを図りたい。

 

[菅波陸哉]

 

試合後のコメント

吉田

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「思っていたよりもオフェンスがうまくいきませんでした。明治のディフェンスが良かっただけに前半にもう少し点を取りたかったです」

 

――オフェンスがうまくいかなかった原因は何ですか。

 「関西学大戦からの期間が短いことによる疲労と森川の不在が大きかったと思います」

 

野村

――インターセプトからのTDがありました。

 「狙っていたプレーでもあるので、それを一発で仕留められたことは大きかったです」

 

――専大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「普段試合に出られていないメンバーも多く出ることになると思うので、チームの幅を広げるためにも各々がアピールできるよう、一緒に頑張りたいです」

 

井上

――日大ディフェンス陣はいかがでしたか。

 「DLがとても重く、LBはランへのリアクションが早くて苦戦しました」

 

――専大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「RBとして1対1の場面は100%勝てるよう頑張りたいです」

 

QB#24水木亮輔(商1=千葉日大一)

――専大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「本戦は秋なのでそれまでにチームの戦力として活躍できるよう、細かいところを詰めていきたいです」