
春季リーグ6戦目 慶大にストレート勝ちし2連勝/春季関東大学1部リーグ戦
リーグ戦初勝利の次に迎えた6戦目の相手は慶大。課題だったミスも少なく、順調に第1セットを先取した。第2・3セットではブレークを取り続け、相手に流れを渡すことなく勝利。春季リーグ2勝目をあげた。
◆4・9~7・10 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼5・8 対慶大戦(会場名非公開)
〇明大3{25-18、25―15、25-15}0慶大
<スターティングメンバー> (ローテーション順)
OH工藤有史(政経3=清風)、MB溝井健太(商3=洛南)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH澤口将太郎(法3=札幌藻岩)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S神園洋(法4=札幌藻岩)、Li武田大周(政経3=松本国際)
「出だしが悪いことが多いが、今日は割と良かった」(溝井)。このあとの流れを決める重要な第1セット。難しいボールを得点につなげるなど、試合の流れをつかんでいく。中盤の長いラリーでは何度もリバウンドを取るなど粘りを見せ、セットカウントを1-0とした。続く第2セット。序盤で長いラリーを落としたが、その後もきっちりとサイドアウトを取りペースを乱されなかった。「第2セットの半ばぐらいからは自分たちのリズムで試合を進められた」(工藤)。安井のサービスエースや威力のある坂本のサーブで相手を崩してブレークを取り、逆転を許すことなくこのセットも奪った。
勢いに乗って臨んだ第3セット。相手のミスもあり序盤からブレークを取る。「パスやチャンスボールが帰ってきたときにしっかりミドルで決め切れた」(安井)。ミドルブロッカーの安井・溝井がチャンスをモノにし、着実に勝利へと近づいていった。最後は神園がツーアタックで決め、これが最終セットとなり試合終了。終始リードを保ち、リーグ戦初の連勝を飾った。
来週2試合の相手は順大と青学大。「ここの2つは重要だと思うので、勝ち切れるように頑張りたい」(溝井)。2連勝の流れに乗り、さらなる勝利を期待したい。
[上原朋子]
試合後のコメント
安井
――試合の勝因を聞かせてください。
「キャッチがどうしても乱れていたときにオポジットの雄大(坂本)や有史(工藤)あたりが決めてくれました。いいパスやチャンスボールが帰ってきたときにしっかりミドルで決め切れたことがあまり相手を乗らせず、(勝利という)結果につながったのかなと思います」
溝井
ーーご自身のプレーの出来はいかがでしたか。
「ちょっとまだ合ってないところが多いのでもうちょっと詰めていきたいですね。まだできると思います」
工藤
――来週の試合までに修正したいことはありますか。
「やはりブロックとレシーブの関係がまだまだ曖昧な部分が多いので今週1週間で少しでも精度を上げれたらなと思います」
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